2011年10月31日月曜日

これが世界のカリスマか:HHDL講演in大阪へ行ってきました

大阪へいらっしゃいました

行ってきました!!ダライ・ダマ法王大阪公演@舞洲アリーナ!
私両親も東京出身なので、東京以外に縁がないので関西とか滅多に行かないんですけど、
(でも大学のお友達が関西出身だったり、関西に就職したりして、最近は身近な存在ですw)
今回はこのためだけに行ってきました!夜行バス予約したのにしょうもない社内接待が長引いて乗れなかったりしたけど、社会人なので新幹線で行ってきました!!!
だって、行きたかったんだもーん。

前日大阪入りして、大阪勤務の友達とお好み焼きを食べ、大阪の人はヘラから直接お好み焼きを食べるのにかなりの衝撃を受けたり(「もんじゃと同じ」と言われたけど、もんじゃはもんじゃじゃんか!)、夜は遅くまで友達と「どう生きるか」について果てしないループ地獄に陥りつつも真剣に考えたりして考えても答えが出ないから就寝。今日10:00、東京で言うところの葛西、舞浜エリア的な、舞洲アリーナ(USJの先)の会場に到着。ちなみにFree Tibetの人は2人しかいなかったです。

数少ないフリーチベットの人@入場前のsecurity check

私は一番安いB席(5,000円)2階席で斜めからHHDLが見える位置。
気が付けば、私の四方はたまたま欧米系ばっかでした。
アリーナ席には100名以上の韓国からの団体さんが!
お揃いの佛教TV(BTV)なるTV局のトレーナーを着た(主に)おば様方のパワーすげい。
あとは僧侶、そしてチマチョゴリを着た合唱団の人達(ランチ休憩の時に歌ってました)。
東京も遠方かと思ったけど、わざわざ韓国からいらっしゃるなんて・・・すごい気合い。

そしてついにHHDL登場!!
ちょっと遠い席だったので、最初に登場した袈裟姿のラマがHHDLかと思っちゃったんですけど、
おつきのラマでしたね・・
HHDLが、TVで見たまんまのお姿でいらっしゃいました。
ああ、生HHDLが目の前にいらっしゃる・・と、かなり満ち足りました(既に)。
最初からスタンディング・オベーションな会場。
HHDLは、まず、正面に掲げられたタンカに五体投地。
そして講演。

第1部は般若心経について:
まずHHDL、「日本は仏教国なのでみなさん般若心経ご存じでしょうから、せっかくなので唱和してみましょう。」と、レベルの高い要求。え、私せいぜい今年の2月に薬師寺東京別院@五反田で写経したくらいだよ・・が、会場のみなさん(特にアリーナ席)はお坊さんも多く、BTV関係者のパワフルな(主に)おばさま達はやはりパワフルに唱和なさる。ので、会場には般若心経が轟く。その後、般若心経のお話に。あの、よく、わかりませんでした・・加えて前夜遅くまでの「どう生きていくべきか」トークの後遺症で、果てしなく眠かったという障害もありました。HHDLが最初ばーっとお話しして、逐次通訳という形だったんですけど、どうも、逐次通訳も苦手だな・・発言との時差があるし。で、お話の内容は著作で学ぼう、と思いました。というか、仏教用語とか多すぎて、無理す。こうゆうのは本でしか頭に入らないわ私・・・

せっかくの生HHDLを目の前にしてるので、HHDLの美声(朗々と響く、美声でした!)で紡がれるチベット語の不思議な韻を堪能することに♪ てか、チベット語、難しくないか・・発音とか。逐次通訳の人は、お話の内容(仏教の話)についても十分理解したうえ、キレイな日本語に訳していて、神業かと思いました・・すごいな・・

ランチ休憩(12:30‐14:00)
チケットにはおにぎり&お茶込でしたので、それでランチ。
私、こんなイベントなのでGWラダック旅行時に知り合った日本人のおにいさんからもらった数珠(その人は、現地で仲良くしてたタンカ屋のチベット難民のおにいさんからもらった)を身に着けて行きました。玉の直径1cm弱×108個なので、かなり大きいです。なので、首から下げてネックレスを装いました。もはや数珠というよりプリミティブなネックレスって感じなので、いいかな?と思ってましたが、会場でもそうゆう身に着け方をしてるおっさんやお坊さんが何人かいました。ほ、首からかけてもよかったのね!今後はファッションを装って数珠をかけて遊びに行こう♪

あと、チベット人も何人か民族衣装で着ており、ラダックの民族衣装とは違うな、と思いました。スラッとしたシルエット意識だね、女性は。袈裟のように、右肩出す上着を羽織ったり、エプロン様の布を腰に巻いていたり。来てるチベットねえさん達もスラっとしていたので、全然露出してないのに(長袖&ロングスカートなワンピース)セクシーですらありました!

ランチ休憩時には、韓国からのお坊さんの読経、合唱団、高野山の声明が披露されてて、観客を飽きさせない工夫ですね。高野山声明は、HHDLも見学。舞台の隅に設けられたソファーまで誘導されたHHDL。と、おもむろに自らソファーの位置をちょっとずらし始める!側近とかあたふた!と、ギャグみたいなシーンも見られ、HHDLのお人柄がちょっと垣間見れましたw

第2部は、人生の困難を生き抜く力。
ストレスフルな現代社会を生き抜くためには、とりあえず瞑想してピースフルなマインドを追求しよう、と思いました。

講演内容報告が薄くてお恥ずかしい限りですが、(チベット)仏教について明るくないので許してください・・

だって、今回の目的は、生HHDLと、場と時間を共有することでしたもの!
本当に、HHDLって存在したんだ!と確認。
そして美声!と確認。
あと天性で笑いのセンスあるわ!と認識。
異国なのに場の空気とか的確に読んでウィッティーなこと言うし。
そして人の心をくすぐるのが上手いww
最後のあいさつで、韓国の方々には「旅費も高い中遠方からはるばるありがとう。いつか機会があれば3,4日滞在して連続講演したい」で熱狂的に歓迎され、日本向けには「欧米へ行くと仏教が根付いてないからちょっと居心地悪いけど、日本は仏教国だから心地よい」とかw
正直最初はふつうのお坊さんにしか見えなかったけど、やっぱHHDLはHHDLなんだな、と思いました。すごく気さくそうで、人心掌握に長けてますw パワフルでいらっしゃるし。人間的魅力!
これが世界のカリスマなんだな、と思いました。

GWラダック旅から半年。ついに生HHDLと数10mの距離。
と、早!人生、何があるかわかりませんね・・

数珠、生HHDLにお目にかかれてよかったね♪
マニ車も連れて来ればよかった・・と、最近身近のものの擬人化が止まらない私です。

帰りはあいにくの雨。私普段からあまり傘をささないし、元々持ってきてないので濡れるに任せてたんですけど、BTVのトレーナー来た超かわいい女の子が、ジェスチャーで「入りなよ!」って。かわいすぎる!いい子すぎる!BTV最高!!て、最後までいい思い出でした。

2011年10月29日土曜日

9月ラダック旅:③チャム!リキール!アルチ!

3日目:レー~リキール~アルチ

【レー近郊満喫♪】

9:00 朝食
11:00 からJokang(レー中心にあるお寺)でLadakh Festivalの一環、
mask dance(チャム)開催とのこと。鑑賞。

チャムのパフォーマンス@Jokang, Leh

13:00 同行者がHidden Himalayaの方のブログで
お土産にアプリコット・オイル及びクリーム的な情報を得たので
Hidden Himalayaを訪れてお店の場所を尋ねる。

オイル、クリーム、ついでに石鹸(Leh Apricot風味/Rs90)、
ヒマラヤの岩塩(200g/Rs60)、蜂蜜、
クローゼット内の芳香剤(Citras風味/Rs30)等お土産物色。

13:00 同行者の日程があまりないので、このままではゴンパもろくに見ずに帰る恐れあり、
とりあえずハイライトを、との思いから、Likir及びAlchiのゴンパへ。
taxi standでRs2,000にて交渉。
最近、老化現象なのか、それとも土地の雰囲気にやられてるのか、
てか、自分社会人になって小金があるからか、
とことん安値まで交渉する気力がないです。
公定料金Rs2,100ちょいだったのですが、Rs2,000にてdeal done。

レーを離れると、荒涼とした不毛の岩稜と抜けるような青い空が織り成す
ワイルドな風景が広がります。
何がなくとも、何もなくても、この風景見てるだけでもう、恐れ入る。
自然の厳しさと美しさに。

レー郊外:インダス川沿い以外はこんな荒涼とした風景。

15:00ころ そんな景色を2時間弱?堪能しながらLikirゴンパへ。
壁画、意外と新しかったんだ。。
人生初のチベット仏教寺院 Gompaだったから、
新しいとか古いとかキレイとか好みとかじゃないことに夢中だった前回。

Likir Gompa中庭


座る大仏キンピカ@Likir Gompa
仏前に添えるお水を注いでます。ラマの日よけもナイス@Likir Gompa


16:00過ぎ Alchiへ。ここも何もわからず行った前回は薄暗い部屋に狂気のように仏陀が描かれてる、
くらいの認識だったけど、マンダラやばい!!!

何なの、このマンダラ世界!完全に別世界!別次元!別宇宙!
古色蒼然という言葉がぴったりだし。

びっくりした。一度見てるはずだという事実にもびっくりだけど・・

18:00 Lehバック。
Athisha Travelで、パンゴン・ツォ行きのためILP(Internal Line Permit)
取得で預けていたpassportを受け取り、明日は7:00に出発、と。



19:00 地元っぽいレストランでべジカレー。
「ラダックの哺乳類」ってポスターを見て、
「ユキヒョウて確か多摩動物園で見た気がする~」とか話してたら、お店の人が
「日本にもユキヒョウはいるのか?」
「いない。動物園だけ」
「じゃ、安全だな」とw
              (もちろん、レーなんて都会(!)ではユキヒョウ現れませんけどww)

今日もホットシャワーを浴びれる喜びを噛みしめて、就寝。



2011年10月27日木曜日

観たぉ東京国際映画祭:ボリウッド~究極のラブストーリー

以前ご紹介した東京国際映画祭出品作品「ボリウッド~究極のラブストーリー」
観てきました。

映画は、一応ボリウッド映画史てことなので、
いろいろなボリウッド作品の中から選りすぐりの場面を何となく軸に沿って?
インドの歴史も交えつつ、俳優たちのコメントも入れて魅せる。
って、ストーリーめいたものは正直よく観てない。

何観てたかって、今をときめくボリウッドスターたちですよ!
映画館のスクリーンで、より輝いてました♪

まず、冒頭の、リティク・ローシャンのダンス!
映画の名前とかいちいち覚えてないけど、06年の作品。
大画面で観るリティク・ローシャンのダンスはやっぱすごい!
ダンスのキレ、運動量、そしてあのビジュアルww
映画館のスクリーンだとこんなに迫力があるのね・・
最大15インチで鑑賞してたから、余計衝撃w

すっかりリティクの虜ですた・・

あと、同じくリティク&アイシュワルヤ・ライの、とにかく豪華絢爛マハラジャ的時代劇?
ため息ばかりのゴージャスさ!!

アイシュワルヤ・ライのこの世のものとは思われないかわいさも随所にいかんなく出てきます。

でも、なぜか、後半へ行くに従い
アミタブ・バッチャン(アイシュワルヤ・ライの舅)とシャー・ルク・カーン率が高くなってくる件w
今日は丁度ディワリ(インドの正月)映画の大型作品シャー&カリーナ・カプール主演のRA ONEの公開日、かつ宣伝に前代未聞のRs4億というニュースを観たばかり。曰く、公開前はシャー・ルク・カーンがTVに出演しまくって宣伝しまっくたという、YAMATOのキムタクばり活躍だそうです。
シャー・ルーク・カーンと同年代で同じく人気のサルマン・カーンは映画中たったの1シーン、ほんと一瞬しか出てこなかった(ちなみにアクシャイ・クマールにいたっては、Tees Maar KhanのSheila ki Jawaniでの歌声と脚のみという扱い)のに比して異様とも思えるくらいのシャー・ルク・カーンの出現率。もしやRA ONE宣伝の一環か・・なんて思ったり(当然ながらRA ONEは今日公開なので、映画史映画なんかには出てきませんけど)

て、featureされてる映画は劇中15本くらい、しかも昔の映画とかも半分くらいを占める中、
観たことあるTees Maar Khan(今年の1月1日にデリーで観た:タイトルが「30人殺しのカーン」と訳されてた←知らなかったw)、Guzaarish(9月インド行の際、キャセイパシフィック機内で観た:「請願」と訳されてた)が出てたんで上がりました。Guzaarishはエンドロールあたりで結構出てました。

言っても、私昨年末来の新米ボリウッド・フリークですけど、
映画の性質上、名場面的なものがちょこちょこしか出てこない「ボリウッド~究極のラブストーリー」は、とにかく全編スクリーンで観たい!!!!って欲求が募りまくりの映画で、ボリウッド愛を再確認しました♪

ああ、日本でもボリウッドの話題作が見れる日が来るのか・・


と、インドチャネルで以下記事発見。

******************
[11/10/20-13:04]
【インド社会】日活の杉山氏、ムンバイ・フィルム・フェスティバルでインタビュー
http://news.indochannel.jp/news/nws0003823.html
*******************

日活の杉山晃史版権営業部門長がムンバイの映画祭を訪れたそうで、インド紙のインタビューを受けたそうです。杉山氏はアジア公開された3Idiots (ええ、ラダック関連映画ですよ!)のことも耳に入っているらしい。日本人は既製のインド映画観しか持ち合わせてないからボリウッドにあまり注目してこなかったけど、新しいタイプのインド映画を厳選して紹介していきたいとのこと。

杉山さん、ぜひ!!!!


↓↓2011年始に買った雑誌でも既にビジュアルが公開されていたRA ONE。
    宣伝しまくってたそうです。今日インド公開開始!




2011年10月24日月曜日

ラダック・ニュース:JK州がレーで18ホール・ゴルフコースの開発推進

意味(意義)がわかりませんww

ラダックの位置するジャンムー・カシミール(JK)州政府が、
州を挙げてのゴルフ・ツーリズム振興の一環で
レーでの18ホール・ゴルフコース建設を許可。

JK Govt. approves development of 18 hole Golf Course at Leh
http://www.groundreport.com/Sports/JK-Govt-approves-development-of-18-hole-Golf-Cours/2942156


このゴルフコース建設にRs. 13.93 croreをかけるそうですよ!
ちなみに、croreとはインド独特の数字の単位で、10万です。。
なぜ、そこで区切るのだろう・・
現在のレートに直すと、200万円?

え?

私croreの考え方間違えてる??
インド物価安いけど、18ホールのゴルフコースってそんなもんなんですか??
もはやよくわかりません。

てか、まず、レーって海抜3,500mですが?
息切れるのでは・・

そして、乾燥地帯ですけど?
グリーンを維持するの大変そう。

でも、レーには既に9ホールのゴルフ・コースがあるそうです。
今google mapで場所を確認したら、チョグラルサムからレーへ向かう時に左手に出てくる丘でした。
え、私何度も通ったけど、あそこ、ただの荒涼とした岩山だよね・・

あ、ゴルフコース=グリーンじゃ、ないのかも・・(ラダックに限って)

(だったら200万円でも納得かも・・)



やはり、価値観を揺さぶられる土地ですな、ラダック。


↓ 下がチョグラルサム方面、上がレー方面
Leh‐Manali Hwの左側、整備された更地っぽい広場がレー・ゴルフコース


大きな地図で見る


9月ラダック旅:②戻ってきたレー!

9/10(2日目)デリー~レー

【レーに戻ってきたぉ。高度順応でゆっくり】

3:15 T3ロビーのベンチで起床。2時間ほどしか眠れなかったけど、よく寝れた。
レー行GoAirが出発するT1Dまでシャトルバスで移動(乗継でないのでRs25)。
20分ほどでT1D到着。
4:00 頃。チェック・イン。
4:45 デリー発。相当眠かったのですぐ就寝。
5:45 目覚める。窓の外を見たら・・
もうレー近郊じゃんか!
雪山なんかじゃなくて、荒涼とした茶色の大地に緑が広がってるじゃんか!
ちょっと手前から起きてて、雪山から人が住む空間へ繋がっていく過程を楽しみたい計画、
あえなく失敗。レー近郊というか、もはやストクでした。レーが見える!
空港上空を2度旋回して、着陸。
6:00 タラップを降りたら、ヒンヤリとした朝の空気に引き締まる
registration(入国時みたいなフォームの紙に記入するだけ)を済ませ
荷物をpick upし、だらだらしてたら「空港閉めるから出て」とせかされる。
タクシーにて市内へ。公定料金(Rs160)をタクシーオーソリティーみたいなところで支払う。
Fort Rordの橋に到着。
今回は、ホットシャワーが常時出ると聞いていた、Indus GHの先のGHへ、と思ったけど、
どれだかわからん。それっぽいAtishaは、ホットバケツ(大きいバケツにお湯を入れて、
バスルームに運んで、それで、頑張る式)だと。眠いし面倒くさいので、Indusにチェックイン。
Rs700でホットシャワー。お部屋も広くて、バスルームもまあキレイで、決めました。


宿泊者の韓国人が「熱い水が出る(同じく韓国人の同行者訳)」と証言していたし。
2人だし、Rs350/人だから、いっか。
しばし休憩。

Indus GHからの王宮の眺め

9:00 朝食(欧風にHash Brown)後、王宮へ。
が、王宮入口を目の前にした上り坂にて、私の様子がおかしい。
今まで高山病症状は出なかったのに、体が急に重くなる。
心なしか頭も痛い気が・・
私は更なる登頂は諦め、同行者と別れ下山。
パンゴン・ツォ行きのツアーを探したり、
でも結局前回お世話になりまくったAtisha Travelなんだな。
今回も友達割引前ですら他を圧倒する破格のオファーだったので。

王宮入口を目の前にして、登頂断念。な時の風景。左奥の広場がポロ・グラウンド

14:00王宮はおろか、ナムギャル・チェモまで制覇した同行者と合流。
高校からの付き合いだから知ってたけど、この子強いわ・・ごはんへ。
王宮登頂の途中、ポログラウンドの隣に気になる物体を発見してた私、
王宮など更なる高みから観察した同行者により、
気になる物体は複数あるとの証言を得たので、検証しにいく。

気になる物体、遠目から見たら観覧車らしきもの、バイキングらしきもの、、、
本当に観覧車&バイキングだった。移動遊園地でした☆
しっかり堪能いたしました。。
Atishaへ寄って、前回お友達になったRinchenさんと雑談など。
夕食、帰宿。ホットシャワー出ることのありがたさに感謝するなどして
23:00就寝

Bollywood映画紹介:①Guzaarish ファンタジック社会派ムービー

2010年年末インド旅行時、Jaipurの夜に何もやることなかったので、映画に行きました。以来、Bollywoodにはまってます。一瞬にして虜になりました。日本では全然公開されないしDVD/ブルーレイ発売もないBollywood。自分自身も然り、ですが、みなさん「ムトゥ・踊るマハラジャ」的イメージしか持ち得てないんじゃないでしょうか。そのイメージは、古いです。そして、「ムトゥ」はタミル語(インド南部の言葉)なので、ヒンディー語メインのBollywoodではないです(ご存じの通り、インドは多民族多言語の国なので、様々な言語で多数の映画が作られてます)。今のBollywood作品はかなり洗練されてます。そして、面白いです。

日本でのBollywood認知度を上げて、ゆくゆくは劇場公開、せめてDVD/ブルーレイ発売というかなり壮大なゴールを目指して、地味にBollywood映画のご紹介をしていきます。私は日本在住ですので鑑賞する機会はonlineもしくはインド旅行時の機内上映/現地劇場鑑賞/現地調達DVDに限られますので、話題の映画とか全てを網羅できる訳じゃないのですが、とりあえず観たものはupしていきたいな、と思います(英語字幕、もしくは字幕なしでヒンディー語にてストーリーは想像で観てるので、多少間違いはあります)。

①Guzaarish
2010年/ 出演:Hrithik Roshan, Aishwarya Rai Bachchan
ジャンル:ファンタジック社会派シリアスドラマ
歌・ダンス:極少ない。歌って踊らない。ダンスのみ。

【キャストについて】
(Bollywood映画を語るには、まず俳優についてご紹介しないと上手く伝わらないような気がして・・って、この先どんだけ話長くなるのでしょうね・・)
●Airhwarya Rai Buchchan(アイシュワルヤ・ライ・バチチャン):Bollywoodにはまる前、私が唯一知ってたBollywood俳優はAishwarya Rai。南ア滞在時に知りました。ランコムだかメイビリンのマスカラ広告に出てて、天まで伸びそうな長い睫(マスカラの広告ですからね・・)、翡翠色の大きな目、整った美しいい顔立ち、でも欧米系とはどこか違うエキゾティックな雰囲気がとても印象できでした。ミス・ユニバース受賞後鳴り物入りで映画界へ、そのままトップ・スターというか当代随一の大女優へ。まさにBollywoodの女帝的存在。
●Hrithik Roshan(リティク・ローシャン)は、GWラダック旅行時に空港で適当に買ったFilmfareなる映画雑誌で知りました。とにかく、濃い・・所謂「インド人」的濃さじゃないんだけど、濃厚すぎて、何だこの人は!と思いました。透けるような翡翠色の目、端正な顔立ち、厚い胸板、鍛え抜かれたバディ、何かよくわからないけど写真からもオーラびんびん伝わってくるような、スーパーな存在。

まあ、2人ともアーリア人色が強くて翡翠色の目に色白だし、所謂(一般に日本人が想像するような)「インド人」とはイメージ違うかも。それがこの映画の不思議な雰囲気のkeyなんですけどね。

【ストーリー】
ゴア近郊の洋館。天才マジシャンとして名を馳せたネイサン(Hrithik Roshan)は、15年前のマジック・ショー中の事故が原因で首から下が不随となり、看護師ソフィア(Aishwarya Rai Buchchan)の献身的な介護を受けながらラジオ番組でDJをするなどしていた。ある日、ネイサンは旧知の弁護士に1つのお願いをする。それは、15年に及ぶ首下不随からの自由、安楽死(Mercy Killing慈悲ある殺害?翻訳力なくてすいません, euthanasia)の許可申請であった。秘められたネイサンの願いに、旧知の弁護士、献身的な介護を続けてきたソフィアは当然ショック。ネイサンはラジオ番組で自身の意向を伝えるが、当然リスナー困惑。でもネイサンを深く理解する旧知の弁護士は、裁判所へpetitionを行う。ネイサンは「首下不随でも明るくDJしてみんなに元気を与えてくれた」的表象となってたこともあって、当然世間も賛否両論。世間を巻き込みながら裁判は進んで行き、ついに判決の時が来た。


Guzaarish (Trailer)

【免責事項(!)】
まず私、インドにおいて安楽死が法的に、また宗教的、文化的にどのような位置づけか、知りません。なので、この映画中での安楽死の議論がどおのこおのとか、何も言えません。そして、Bollywoodは往々にしていろんな要素を織り込んでストーリーが長くなっていくので、ぼやけないためにマイナーな要素は省いてあらすじをお伝えしましたが、当然もっといろんな出来事が起こります。

【映画のみどころ】
Bollywoodといば!な娯楽的ではない、かなりシリアスなストーリーとメッセージ。「安楽死は認められるのか?」をストレートに問いかける。Hrithikが一見それほど「長年苦痛に耐えてきたけどもう限界です」的に見えないのも巧妙(ナチュラルなのか、設定なのかは不明)。「どうゆう状況なら、安楽死は許されるのか?」という範囲設定までも含めた恰好になっているから。Hrithikの安楽死petitionに対する身近な人(Aishwaryaとか)や世間からの様々な反応も興味深い。長年ポルトガルの植民地だったゴアという舞台設定と、Hrithik&Aishwaryaのビジュアルから、前時代の欧州を連想させる、インドでありながらもインドでないような、不思議な劇空間。ちなみにHrithikはカトリックという設定になってる。神父さんも出てくる。Hrithikの現役時代のマジック作風そのまま、ファンタジックでミステリアスな独特の雰囲気を終始貫いてるのがこの映画の魅力でもある。長年ポルトガル領だったゴアのイメージを上手く使った作品。この映画、Hrithik & Aishwaryaじゃなきゃできなかった。少なくとも、ここまでの独特の雰囲気をか醸し出すことはできなかったんじゃないかと。ゴア×Hrithik×Aishwaryaの化学反応です。あと、Hrithik、Aishwarya共にBollywood当代きってのスター達なだけあって、数少ないダンスシーン(しかもソロ)のクオリティ高い。

【結論】
Bollywood=所謂「インド」的人たちがいっぱい出てきてストーリー単純、というか有り得ない困難が襲い掛かりまくるけど最後円満、歌&ダンスシーン満載、ちょいださめ、田舎ぽい、娯楽娯楽娯楽~、なイメージぶち壊します。


【蛇足:私、卒論はCultural Studiesで映画でした】
不思議な浮遊感を持った映画。インドを舞台にしたBollywood映画のはずなのに、前時代の欧州みたい。そう、この映画は前時代的な欧州ぽさ=非インドさを意図して作られたものではないかい。以下の通り徹底して前時代的な欧州の設定だし:

・元ポルトガル植民地、ゴアが舞台
・Hrithikは植民地時代に建造されたぽい洋館に住んでる
・洋館の内装、家具も欧州風。植民地っぽい
・Aishwarya Raiが着ている服がいつもクラシカルな欧州風ドレス(19世紀後半的な感じ)
・ちょいちょい出てくる、不随になる前のHrithikが活躍するマジック・ショーのシーンの舞台は、欧州のオペラ座的な劇場
・Hrithik & Aishwaryaが所謂「インド人」ぽくないこと、というかむしろ欧州人ぽいビジュアル
・Hrithikはカトリック教徒という設定
・ゴアの裁判所へ行くときの車がクラシカルなオープンカーだ
・心なしか、通常のBollywoodより英語セリフ率が高い気がする(通常のBollywoodも英語セリフが多いし、帰国子女ないしバイリンガルのようにヒンディー語に突然交じる)。特にAishwarya Raiなんてほとんど英語で喋ってないか?とすら思われる。
・全体的に画面が暗い
・Bollywoodといえば!のダンスシーンすごく少なくて、かつ、踊りが欧州的だ。回想シーンでのマジック・ショーで幻想マジック演出の一環でモダン・バレエ的舞を踊るHrithik、ゴアのレストランで、フラメンコ的な踊りを披露するAishwarya。

所謂「インドぽさ」を全く強調しない映画です。
(Aishwaryaの旦那の登場とかは、「インド」ぽい)
でも、「インド」ぽさってなんでしょう。インドは多民族・多言語・多宗教etc..とにかく「多」が付く国。国土も広大で風土も気候も歴史も全然違う地域がなぜか統合して国境線を引かれてできた国。その中でも、人口が多かったり、海外メディアに露出しがちな集団によって、一定の「インド」のイメージが日本のみなさまには共有されてるかとは思うけど、1つの固定された「インド」なんて有り得ない訳で。ポルトガルの遺産:ゴアだって、欧州的な表象だって、ダイバーシティに富んだIncredibleなIndiaの1つなんです。という主張よりは、日本人と同じで、「欧米へのアコガレ」、翻って、インドもこんな欧州的なんですよー的アピール?とか、欧州的でおしゃれでしょ、みたいな興行用娯楽的要因?それとも「安楽死」議論がリアルな設定だったら重すぎるから、欧州的にした?なんて、とにかく非「インド」ぽい映画です。

2011年10月23日日曜日

デリー・レー間の航空券

デリー・レー間はエアーだと1時間ちょっとで、値段もそんなにお高くない。て言うか、ラッキーなれば往復8,000円以下で行けちゃう。もし旅に時間があれば、ヒマチャル・プラデシュ州をゆっくり周って、マナリ~レーロードを陸路で行きたいんですけど、限られた休みを全てラダックに捧げたい人とか、マナリ~レーロードが開いてない時期(10月~5月)とかだと、エアー利用が一考かと!

・基本的に、デリー発、レー発共に早朝~10時代発です。朝しか飛んでません。基本的に日本~デリー間フライトはデリー夜着なので、時間に余裕のない人は翌朝すぐのデリー発となりますので、空港泊なり空港近くの宿泊なりがいいかと思います。


・私はGW時は高山病予防のため睡眠時間を確保したかったので、空港近くで1泊して翌朝9:00デリー発だったKingfisherを選び、9月時は同行者の日程がなかったので、ラダック初日朝から動けるよう空港泊にて翌4:45デリー発GoAirで行きました。

・デリーで国際線が発着するのがT3(Terminal 3)。Kingfisherでのレー発着はT3でしたが、GoAirはT1D(Terminal 1 Departure)からでした。T3‐T1D間はシャトル・バス(乗継の場合は所定のカウンターでクーポンをもらってタダ、乗継でない場合はRs25)で20分ほど。

・GW時はギリギリまでラダックへ行くか否か迷ってたので、1週間前に取って往復Rs12,000ほど。ちなみに、4週間くらい前に見た時はRs5,000弱くらいだったんですけど。。9月時は、6週間くらい前に取って往復Rs6,800でした。取る時期、航空会社によって値段も大分違ってきます。

・デリー・レー間は数社が運行しているので、基本的に毎日飛んでます。ただ、滅多にないそうですが、天候不順のためレーに着陸できないこともあるそうなので、デリー発、レー発共に注意が必要です。


・航空券はクレジット・カードがあれば以下航空会社のHPから簡単に購入できます(英語です)。私が取った2社ともE- ticketでしたので、自分のメールアカウントに届いたチケットを印刷すればいいor iPhoneなどにダウンロードすればいいかと。インドの航空業界は急成長してますので、他のエアラインも就航するかもしれませんね。

Air India    http://home.airindia.in/SBCMS/WebPages/Home.aspx
Kingfisher   http://www.flykingfisher.com/
GoAir     http://www.goair.in/  
Jet Airways   http://www.jetairways.com/EN/IN/Home.aspx

車窓より@デリー・レー間のフライト


9月ラダック旅:①彼の地へ再び!

時系列で綴ります!
2回目のラダック、全行程11日間の内、前半5日間は高校時代からの友達(学生時代は一緒にレバノン、シリアを旅した仲)と一緒でした。

9/9(1日目)羽田~香港~デリー

【移動日です】

・前日にパッキング開始したので、1時間しか眠れず、高山病の恐怖に怯える。
・遅刻気味だったので、自宅(大田区)からタクシーを使ってしまう。このRs2,000ほど(既にルピー換算)あればインドで何ができただろうか・・といきなり後悔。
・羽田で同行者と落ち合う。
・羽田発キャセイパシフィックで香港。
・香港にて気合で市内へ出る。Centralへ行って30分ほど必死に「今、香港へいる!」と言う実感を得ようと「香港らしい風景」に「香港だね!」と香港にいることを執拗なくらい確認し合ってあっという間に空港へ戻る。特に目的はなし。

やけに細長い感じが香港だね!@Airport Expressの車窓から
 
・香港発キングフィッシャーにてデリーへ。映画コンテンツで3Idiotsがあったため、予習を兼ねて観てしまう。
・定刻より早めに21:00過ぎデリー着。
・イミグレ、税関(スルー)を経て、ロビーへ。
・空港内のシャワー設備で「これが最後のホットシャワーかもしれない・・」との覚悟でシャワーを浴び(Rs400/30分)
・ラダックで何しようか、とか計画を立てつつ(ええ、no plan)、翌朝4:45デリー発なので、1:00そのままロビーで就寝。空港泊なんて学生時代のようです。ちなみに、テロ対策もあって空港内は警備がばっちりなので、安心して(?)寝れます。

ラダックの旅はTOYOTA INNOVA

INNOVA祭り

・国境を越えて違う国へ入ったと実感する瞬間:走ってる車が、TOYOTAマジョリティからHYUNDAIマジョリティになった(か、逆)。ということが、よくあった中東、アフリカ東部。中古車なんだろうけど、あれ、何なんだろう。どうゆう利権が絡んでるんだろう。謎です。

・タンザニア・ンゴロンゴロ国立公園でサファリしたことがある。ランチするべく止まった駐車場の光景が圧巻。ランド・クルーザー祭り!!!申し訳なさげにランド・ローバー、日産のサファリ、三菱パジェロがたまに止まっている程度。ランクルって、こんな強かったんだ・・

日本で生まれ育った私、日本で日本車をいっぱい見て当たり前の光景だと思ってましたが、TOYOTAやHYUNDAIが各国で(時にマジョリティを占めて)走っているのを見て、車を作れる国って、実は、そんな多くないってことを知ったバックパッカー時代。そして、車作りは日本の産業なんだ、と言うことに気づきました。

そんな経緯あり、各国を走る車には興味深々。

で、ラダックは??

インドの例に漏れず、乗用車はMARUTI SUZUKI、HONDA、TATAが多い印象。その他TOYOTA、HYUNDAI、MAHINDRAなど。ただ、ラダックは軍事的要衝、アーミー用カーキ色のトラック、いかついASHOK LAYLANDもバンバン走ってるのが他インドと違うw 

てか、まず、国産車があるって時点でインドすごい。国産車作れるってだけで、国としてレベル高いと思う(って、どんな30カ国旅してきたの、って感じですが、そうなんです)。しかもTATAなんて輸出もしてるし!

GW旅行時のヌブラ谷旅行では、MAHINDRAのSCORPIO(TOYOTAのランクル的な7人乗りオフロード車)で公称5,600mのKhardung Laを快適に越え、MAHINDRAすげい。SCORPIOあればランクルいらないじゃん!と思ってました。帰国後、海外経験豊富な日本のおっさん世代にそのことを話したら、「インド車なんかでそんな高い峠を越えられるなんて、有り得ない!」とか言われました。昔のことはわかりませんけど、想像はつきますので、否定するおっさんは前時代的な体験に捉われててかわいそうだな、とか思いながら、21世紀的な私に取ってはインドの会社がランクルみたいな車を作るってのがリアルなんだと認識。同時に、アフリカのことがかわいそうになりました。自国車作れずに、輸入に頼るしかない国々。新興国ともてはやされてるインドとは、違う訳だ。ちょい例外はTOYOTA、NISSAN、BMW、VWなど他国車の工場がいっぱいあって輸出もしてる南アですけど、でも、自国車はないしな。

で、9月ラダック旅。パンゴン・ツォ行の車はTOYOTAのINNOVA(IPSAMをちょっといかつくした感じの7人乗り)。聞いたことない、見たことない。海外モデルか。くらいにしか思ってませんでしたが、パンゴン・ツォの駐車場(↑写真)にて唖然・・9割方INNOVAで、INNOVA祭りしてました。これは・・いつかのランクル祭り@ンゴロンゴロを連想さます。残り1割はMAHINDRA SCORPIOとかMAHINDRA。ちなみにヌブラ谷へもINNOVAでした。ま、同じ車(&ドライバー)だったんだけど。異国(かつ天国のような湖の畔)の地で見るTOYOTA祭りは、普段ナショナリティーを意識しない/意識しないようにしている私でも、何かの琴線に触れます。そして、MAHINDRA SCORPIOという優秀っぽい国産車を作ってる国なのに、タフでツーリスティックな場所にはまだTOYOTAが主流なんだな、と。ローカルが愛用してるって訳じゃなくて、観光客仕様って意味で。ローカルだったらスズキの軽みたいな車でも峠を越えるでしょうから。ランクルじゃなくてINNOVAってのはラダックらしさ?ランクルよりは安そうだし。SCORPIOよりも安そうだし・・INNOVAはインドで作ってるのかな? ちなみにランクルは、1台見たような、見なかったような?、くらいの存在感でした。まだ、ラダックでもTOYOTA最強神話は続いているみたいですが、未来のことはわかりません。いつかSCORPIO祭りになる日も来るかもね。

2011年10月21日金曜日

東京国際映画祭出品:ボリウッド~究極のラブストーリー



東京にお住まいの皆様に朗報!
東京国際映画祭にてボリウッドのいいシーン寄せ集めた映画が公開されるよ☆

***************
アジアの風-ディスカバー亜州電影~アジア映画史アラカルト
最優秀アジア映画賞候補作品
ボリウッド~究極のラブストーリー
Bollywood: The Greatest Love Story Ever Told [ Bollywood: The Greatest Love Story Ever Told ]
監督:ラーケーシュ・オームプラカーシュ・メーヘラー/ジェフ・ジンバリスト
http://2011.tiff-jp.net/ja/lineup/works.php?id=135
****************

上映予定@TOHOシネマズ六本木ヒルズは

10/23 17:00~
10/26 20:30~

と、会社員にもすごくありがたいことになってる!
予告編を見たけど、ボリウッド初心者の私も観たことある映画からのシーンが2つ出てきた。
カトリーナ・カリフ&アクシャイ・クマールのTees Maar KhanのSheila Ki Jawani(2010年年末年始旅行時に、デリーの映画館で鑑賞)と、ラダック映画でお馴染み、アアミル・カーン&カリーナ・カプールの3IdiotsからZobie Dobie song。Tees Maar Khanなんてラブストーリーとは認識できなかったけど(英語字幕なしで見たから理解力不足かも)・・笑。Sheila Ki Jawaniは予告編前半のバックに流れている曲です♪
その他にもリティク・ローシャンやアイシュワルヤ・ライ、シャールーク・カーンなども確認できた。

要は、ボリウッド名場面集かと。

でも、カトリーナたんやカリーナたんが東京で、しかもヒルズなんてメジャーなハコで踊り出すことがあろうとは!!!!ヒルズで踊るカトリーナたんやカリーナたんが観たい!ってだけで十分です。東京国際映画祭なので、チケット1,300円だし(インドと比したら高いけど・・)!

てか、ボリウッドのいいシーン寄せ集めよりむしろ、3Idiots全編出品のが余程面白いのでは。。というか、3Idiots出品しなよ。ボリウッドなんでいいシーン寄せ集めなきゃ集客できない~なんて思惑がチラチラ伺えるのですが・・

ちなみに、私が見たところ、今回の東京国際映画祭でこれ以外のボリウッド出品、なし。
インド関連では、イギリス制作のインドを舞台にした映画と、タミル映画と、白黒で超古そうなインド映画(ボリウッドかは不明)しかなかった。アジアの映画祭なんだから、もっと、出品されて然るべきでは?ぷんぷん!

↓Tees Maar Khan、内容的にはイマイチだったけど、この曲Sheila Ki Jawaniは超流行ってた。
寄せ集めシーンに抜擢されかつ予告編前半のバックに流される位印象的なカトリーナたんのベリーダンス&歌!!



2011年10月19日水曜日

わかりやすいブータン国王&王妃の略歴

外務省HPに載ってました。
PDFファイルでダウンロードできます。
非常にわかりやすいです。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/23/10/1018_02.html

王妃は2度のインド留学経験があるようですね。
ブータンの上流階級の子女は、インド留学が当たり前なのでしょうか。そうでしょう。

それにしても、ブータン国王のお名前・ジグミ・ケサル・ナムギャル・ワンチュク陛下
(H.M. Jigme Khesar Namgyel Wangchuck, King of Bhutan)
は、やはり国王なのか、名前が4つもあるのが気になります。。
ラダックでは、名前2つが基本でした。姓はないようです。

11月には、ご成婚後初の外遊先として日本を訪れる両陛下。
国王は往年の俳優みたいに渋くてイケメン、
王妃はメイクの影響か、写真によって印象が違うんですけど、
ご成婚の時の写真は、緊張してる様子が伝わってきてかわいかった。

私は個人的にはあまり賛成しないんですけど、国民総幸福量(GNH)なるもので所謂経済的な「開発」「発展」投げて潔ぎよいくらい完全独自路線でオルタナティブ志向で頑張ってる国だしチベット文化圏なので、気にはなります。


2011年10月18日火曜日

HHDL大阪講演へ行ってきます

10月30日に大阪でダライ・ダマ法王(以下HHDL:His Holiness the Dalai Lama the 14th)の講演会があるので、行ってまいります。

高野山大学創立125周年記念
ダライ・ダマ法王14世 特別講演・特別法話
http://koyasan-daigaku.rgr.jp/index.html


今年はラダックへ2回行き、初めてのチベット仏教圏の薫陶に触れたんですけど、
私別にそこまで入れ込んではないんですが、
HHDLの話を直接聞きたい!と思ったのは、
カダフィ大佐の失脚があったから。

2010年初頭、明治大学にてカダフィ大佐のサテライト講演があったんですが
行きたいな行きたいな、なんて思ってるうちについ行かなくて、
あっと言う間に失脚しちゃった。
私別にproカダフィじゃないんですけど、
影響力のある人の生の声は聞いてみたかったな、と。
HHDLとカダフィ大佐を並び立てるなんて不謹慎?もいいとこですけど、
影響力とある種のカリスマ性のある同時代の人物として、すごく興味あるし。
ってことで、今年は地震もあったし、明日何が起こるかわからない世の中。
私はずっと憧れてたラダックへ行って、随分すっきりしたので
(そしてもはや後戻りできないくらいラダックに恋してしまったのですが・・)
やりたい!と思ったが、やりどき。やらなきゃ。という思いが益々強くなり
せっかくの機会なのでHHDL講演行くことにしました。

B席で5,000円!まるでライブじゃんか!大阪公演@舞洲アリーナじゃんか!
本来なれば、ラダック訪問の折とか、ダラムサラでお話を聞くとかがよかったのですが・・
私も一応社会人だし・・(もっと言えば、大阪講演後の高野山でのマンダラ・チャクラにも参加したかったyo!)

HHDL溢れるラダック@Nimmuのレストラン

ラダック・ニュース:マナリ・レーロードは11月30日まで営業予定ですが・・

つい先週まで「今年のマナリ・レーロードは、11月末まで除雪作業をします!(例年は10月末まで)」とやる気満々だったマナリ・レーロード(ヒマチャル・プラデシュ州からレーへ続く道です。マナリからレーまで1泊2日、5,000m級を2回も越えるらしいです)ですが、最近一気に冷え込んだようで、

Frozen Manali-Leh highway freezes tourism

http://articles.timesofindia.indiatimes.com/2011-10-17/chandigarh/30289409_1_manali-leh-highway-degrees-taxi-operators

Times of Indiaの記事です。
除雪作業、もう無理なのでは・・
それでも気合入れるのか・・

が、飛行機で行けば大丈夫、とのことです(もちろん!)。


西方からラダックへ続くスリナガル・レーロードは、まだ営業中かな?
何も聞かないので、きっとまだ通ってるのでしょう。

マナリ・レーロードと、スリナガル・レーロード:この2つが、ラダックと外界を繋ぐ自動車道。
凍ったり積雪したら、通れなくなる。1年の半分くらい、陸の孤島と化すのがラダックです。
すごいよな・・・

そんな2つの道も、軍が気合入れて除雪するから1年の半分通れるんです。マナリ・レーロードとか、3月くらいから除雪作業開始してるよ!(開通は5月末とか6月だけど・・どんだけ雪深いの!)
何で気合いれるのかって、もちろん、ラダックにはパキスタン・中国と係争中の国境があるから。
って、ラダックのpeacefulさとの衝撃のギャップ。
軍事的要衝なればの手厚いインフラ整備。
グローバリゼーションなんてそれにくっついて来ただけ。
と言うのが、私の見立て。

9月中旬Chang La(5,360m)の残雪。レーに雨が降った翌日は、Khardung La(公称5,600m)付近が一気に雪化粧してたり。



妙義山

前々から気になってた妙義山へ行ってきました。
実家から友達を途中の駅でpick upして圏央道、関越道、上信越道を通って1時間半。近い・・

上信越道、松井田妙義ICからも20分足らずで中乃嶽神社駐車場。近い・・
交通至極便利な山でありがたいです。

岩がち

9:00過ぎに駐車場へ到着。妙義山の奇岩な威容も悠久な大地の造形なんですけど、駐車場から見えたテーブル・マウンテン(Cape Townに住んでいたので私はCape Townのテーブルマウンテンを連想してしまうんですけど、ギアナ高地でもいいかもしれません)の如く、てっぺんが平らな台地で側面が切り立ってる山のが異様。

テーブル・マウンテンが見える・・
この山、いろんな山から遠くに見たことあったんですけど、錯覚かな?とか、軍の機密的な秘密施設であまり公言したら抹殺されるのでは・・的な恐れがあって、その存在を心の中では否定してたんですけど、こうもはっきり台地が見えると、にわかに「現実かな」と思うようになり、iPhoneのARyama1000アプリでかざしてみると、「荒船山」ってことが判明しました。あれが、荒船山か・・船には見えないぞ!ARyama1000は便利ですよ。iPhoneのカメラかざすだけで、GPSで見えてる山を教えてくれます♪ ITのお陰で国家機密的な心配も溶けて、妙義山へ。とりあえず石門周ればいいや、的なハイキングです。

金ぴかの巨大大黒様がお出迎え

チベット仏教的なかほりがする

奇岩。群馬のカッパドギアと命名(ええ、奇岩なれば何でもカッパドギアにしてしまいます)

どんぐりは、猿のお賽銭だと思います。

第4石門!

26歳の記念に

第2石門。鎖場、超楽しい!!!

奇岩の風景も中々珍しいんですけど、妙義山の魅力は、何と言っても、鎖場。だと思いました!岩登り楽しすぎる!!鎖の力を借りて、急角度な岩を登り降りするんですけど、上に登っていく爽快感とか、スリルとか、慎重に降りてく時の集中力とか、完全サバイバルでスリリングで、はまりそうです♪ 両手首にできたガングリオンを摘出してからちょっと休んでたボルダリングも復活させて、外岩を登りまくりたいと思いました26歳!誰もいなかったので、第2石門の30mの鎖場(写真)を登ったり下りたりして遊びました。中乃獄神社~轟岩~第4石門~大砲岩(お昼休憩)~第2石門(第3石門は全く気付かず)~第1石門~駐車場帰で3時間半くらい。夏が戻ったみたいな天気が良い日だったので、汗いっぱいかく。妙義神社まで車で移動し、参拝、ローラー滑り台を堪能し、ふれあいプラザもみじの湯に入浴。やはり、山登りの後は温泉ですね。
せっかくなので紅葉ロードを通って山道ドライブ→田舎道ドライブを堪能し、道の駅下仁田で神津牧場のジャージー乳ソフトと、味噌こんにゃくと、こんにゃくアイスを食べて(アイス食べ過ぎ・・)、下仁田ICから帰路へ。こんにゃくアイスは、アイスというより凍りこんにゃく!こんにゃくのふにゃふにゃした弾力を感じされるアイスで、不思議な触感でした。
帰路は、渋滞とまでいかないまでも混んでて、帰りは2時間半くらいかかったかな?

近くて、登山というよりハイキング感覚だけど、鎖場というとっておきの遊び場がある、
手軽に行ける楽しい山、妙義山でした。


2011年10月17日月曜日

丸の内の牛

年3回インドへ行くと、街中に牛がいる風景が当たり前になり、東京へ戻るとゴミも落ちてないし、匂わないし、牛を初め猿、リス、ネズミ、野良犬すらいないし、落ち着かないのですが(あ、でもネズミは皇居お堀の近くで見かけました)、先日、丸の内を歩いていたら、牛を発見しました。これは、ヒンズー関係者の仕業に違いないと思いました。(手前の座っている牛さんは、人口芝使用です)

牛のいる風景、落ち着きます・・

よかった、東京にも牛がいてくれて・・

丸の内にも牛がいました

インド・ニュース:デリーなどの最先端の若者みたいです

Times of Indiaで下記記事を発見↓↓

Rishikesh, Leh - new adventure spots

http://timesofindia.indiatimes.com/life-style/travel/Rishikesh-Leh--new-adventure-spots/articleshow/8960801.cms

リシケシとレーが、デリーなどの若者の間でアドベンチャー・トリップ先として近年人気なのだとか。

2010年年末年始にリシケシで一緒にガンジス川でラフティングしたこの子たちとか↓↓

ガンジス川でラフティング

2011年9月にインダス川で一緒にラフティングしたあの子たち(画像なし・・)は、デリーなどの若者の最先端を行っていたのですね。。

てか、この1年でリシケシ&レー2回行った私がむしろ、デリーなどの若者の最先端じゃん!
と思って、勝手に最先端のデリーっ子気取りです。ルンルン♪

リシケシはデリーから夜行列車で4時間(ヒンズー教の3大聖地の1つハリドワール着)+車で1時間の距離にある、「ヨガの聖地」です。ガンジス川沿いのリゾート地?ビートルズが滞在したアシュラム(ヨガ道場)遺跡があったり、中谷美紀も滞在していたところ。大学時代の友達を訪ねて行っただけの私(と同行者)は、ヨガやったこともなかったし、興味もなかったのですが、冬の静謐な空気の中で、デリーの喧騒から離れて、ガンジスと戯れヨガレッスンも受けて、すっかりスピリチュアルになりました。て、外国人目線から言ったら「スピリチュアルなヨガと瞑想の町」なんですけど、デリーなどの若者的には「アドベンチャー・トリップの町」らしいです。ラフティング、バンジージャンプ、トレッキング、キャンプ、など、アウトドア・スポーツが一通り楽しめるところってことで。実際町にはインド人観光客が多かったんですけど、ハリドワールの近くだしガンジス沿いだし、まあ、自然はあるし、ってことで来てるのかな?と思ってましたが、一緒にラフティングした子たち(デリーから来た大学生で20歳って言ってましたが、どう見ても自分より年上じゃないかと未だに信じてません)如く、アドベンチャラスな体験を求めてやって来る若者もいるんだね!インド経済発展の中で(これに帰すれば何でも説明できる魔法word・・)余暇をスリリングな体験の場にする習慣が定着しているようです。ちなみに記事では、ストレスフルな生活の中でスリルを求めてリフレッシュ、みたいな説明がされてました・・あと、親世代の理解も得られるようになってきているとのこと。うーん、やっぱそこらへんは欧米的!日本では特に大切にされない、冒険心を育む教育ですね。日本ではワイルドな体験よりお欧米的な方が好まれるようですけど。

 あ、ちなみに、リシケシのガンジスはガンジスでも上流の方なので、水は近くでは澄み渡るほどキレイで、遠目には「聖なる河」だけある、ただならぬ気配を感じる、深いエメラルド・グリーン。ガンジス川ってキレイだな、と思いました。

透き通るガンジス川に浮かぶお供えの花




2011年10月14日金曜日

25歳の最後に。



いろんな経験をした分だけ人生豊かになると思ってる簡単な人なので、誕生日前は1年を振り返って経験のまとめをします。

24の時は、
・人生最水深(41m)を更新@宮古島
・人生最南端(Sydney)を更新。ぶっちゃけ、南アの喜望峰Cape of Good Hopeとどちらが南かわかりませんけど。。
・4大陸目(Australia)に上陸。

あれがオペラハウスです@Shangli La, Sydney(何とかLaって、もはやチベット系の響き・・)
下2つは3泊4日弾丸豪州出張なんですけど・・

そして25は、
・人生最高所を更新。公称5,600mの世界一高い自動車道路Khardung La in Ladakh。

公称5,600mよりちょっと上。なぜかここにも、犬@Khardung La, Ladakh


かな?今までの最高所はキルギスの山か、富士山か、だったんですが、一気に2,000m近く更新。しかも、馬か徒歩で頑張った2つに比べて、車に乗ってるだけという楽さ笑。Khardung Laは、レーからヌブラ谷へ行く途中の峠。その他にも5,300mのChang La(パンゴン・ツォへ行く途中)とかも通ったし、高地系の1年でした。この先の人生、どこまで高みに行けるのでしょうか?楽しみです。ちなみに、6,000m越えは視野に入ってますw

最●●とかは上記1つだけなんですけど、やっぱ、インドへ3回行った、ってのが一番大きい25歳。人が言う通り、人生変わりますからインド。恐ろしい・・

初インド@ベタにRishkesh:ガンジス川


 インド2回目@Basgo Gompa, Ladakh:人生変わるよー

インド3回目@Chang Laを越えた付近, Ladakh:もう戻れない・・

2011年10月13日木曜日

there's no donkey in your country?

ラダックに行くまで知らなかったです。
ロバの子どもがこんなかわいいなんて・・

baby & mother donkey in Lamayuru
子ロバに遭遇したのは2回。
ラマユルの村と、ヌブラ谷のスムラって村で。
どっちも母ロバに寄り添ってました。
母ロバは、まあ、フツーのロバなのに、子ロバは毛がふさふさしてて
前髪的なものもある(おかっぱ風)。脚とか、めっちゃ儚くないですか・・

脚!!@Sumur, Nubra Valley
かわいい・・
思わず写真撮りまくってたら、通りかかった村人に
there's no donkey in your country(笑)?
と言われました。

あ、確かに、いないわ・・
日本だと、どこにいるの?動物園?
ラダックでは、レーの町中にもいます。
たまにに荷物背負ってたりする働くロバもいたけど、
ヌブラ谷ではやけに多くのロバが草原で草食べてたので、
同行したラダッキに思わず「ロバは、何してるの?」と聞いちゃいました(何て質問・・・)。
「昔は労働してたけど、今は機械があるから、何もしてない。just enjoying their lives」
そんな・・

baby donkey with mom @ Sumur, Nubra Valley

お土産石鹸たち!

途上国好きでバックパッカーしてたのに、仕事はなぜか大半が豪州関係。仕事で絡みのある豪州スタッフが来日して、お土産にもらった豪州の石鹸がステキ過ぎるので、インドの石鹸と共にご紹介します。
(仕事では「オーストラリア」などカワイイ呼称ではなく「豪州」と言います!)

お土産石鹸たち

左:HIMALAYAN, Leh Apricot (インド、レーで購入Rs90、サステイナブル系)
真ん中:AyurSens, Royal Safffran (インド、デリー国際空港のドラッグストアで購入Rs125、アーユルヴェーダ系)
右:THE OLIEVE TREE, Lemon, Lime & Orange (豪州のお土産、ナチュラル系)


HIMALAYAN, Leh Apricot


HIMALAYAN BLENDSの石鹸。せっかくなので、Leh Apricotを。レーというか、ラダックはアプリコットの産地。GW旅行時はちょうどアプリコットの花の季節。アプリコットの花ってどんな?って感じですが、桜です。本当に、桜にしか見えません。桜かと思いました。ラダックの春はまだ緑が少なく不毛地帯ちっくなんですが、その中でポプラの新緑が初々しくって、桜、じゃなくてアプリコットも咲いてると、黄緑と桜色、本当に春ってありがたい、生命の息吹かわいい、と思えてきます。アプリコットの種?から取れるオイルは美容にもよいらしく、オイルとかクリームにもなっているので、私は現地購入、即、使用。ワセリンのグロッシーな感じではなくて、ナチュラルでやりすぎない感じのクリームは、乾燥した高地でカサカサになった私の肌を、癒してくれました。。そんなアプリコット・オイル配合。石鹸まだ使ってないんですけど、すごく濃厚そうな気配がします。HIMALAYAN BLENDSは、よく知らないんですけど、HPによると中間業者を排して生産者と小売りを結んでエコでサステイナブルでコミュニティーにやさしいプロダクツを作っている会社のようです。


THE OLIEVE TREE, LEMON, LIME & ORANGE
●THE OLIEVE TREE、豪州土産。何種類かflavourあったんですけど、一応下っ端なので「最後でいいです~」と遠慮してたけど柑橘類好きな私が狙ってたのがLemmon, Lime & Orange。柑橘類祭りじゃないですか・・柑橘類系の、すっぱくて清々しい香りがします。HP見付けられなかったんですけど、handmaid in Australiaとの記載あり、ナチュラルな感じの石鹸です。なにより、この配色!!ビジュアル的にも嬉しい。豪州のLush的なお店なのでしょうか?


AyurSens 名前から察せられる通り、アーユルヴェーダの石鹸です。初インド旅行時に、「ルピー余らせてもしゃあない」と空港で適当に買い物してた中に紛れ込んでたAyurSensのHimalayan Ceder & Cinnamonが、インドらしいエキゾティックな香りで、しかも泡立ちもよくってキメ細かくて、一気にファンになりました。前々回インド旅行時は品切れだったのかHimalayan Ceder & Cinnamonがなかったのが残念。Lemongrassと、このRoyal Saffranを購入。Lemongrassは元々大好きなflavourなので、すごくエンジョイしました♪ Lemongrassの香りは蚊除けにもなるので、夏は重宝ですね♪ flavourによって値段が違います。Royal Saffranはサフランを使ってるだけあって、高めのRs125。(Ceder & CinnamonはRs80くらいだった気が・・)


私は石鹸好きなので、ボディーソープは使わず石鹸で体(ええ、顔も・・)洗ってるのですが、一人暮らしだとなかなか減ってくれません。いや、使う石鹸はどれも好きなので、長くもってくれるのはいいんですけど、でも、他のも試したいし、、というジレンマ。上記石鹸たちはどれも個性的で、使うのが楽しみすぎる♪





レーの移動遊園地だぉ!高地で荒野で興行するぉ!

ポロ・グラウンドの隣に現れてた移動遊園地。
世界最高所(?いや、ボリビアの首都・ラパスとかにもありそだな・・)観覧車でテンソン上げた後は、人気の謎の建造物へ↓↓

何だこれ?

謎といいつつ、中からエンジン音がするので察しは付きましたが・・
Rs50/人。すり鉢状の建造物の縁に当たる部分から、すり鉢内を観察します。鉄筋作りで、すり鉢内部はすのこ的な木で覆われています。階段を上って縁部分に出るのですが、明らかに、鉄筋少なすぎ。足元スカスカすぎ。こんな建造物は、日本では許されないであろう・・妙に揺れるし。崩壊して下敷きになって商社員死亡とか報道されたら情けなさすぎる・・とか無駄な心配も喚起させれられる位の恐怖感。

足元、スカスカするょ・・

謎の建造物の正体は、、オートサーカス(造語)!すり鉢の側面を二輪・四輪が駆け回る、という、とんでもない見世物。。こんなに「見世物」的なパフォーマンス、人生で初めてだ。。荒涼としたラダックに建てたスカスカの構造物でデンジャラスなパフォーマンスをする興行師のにいさん達…どんな西部映画!手造り観覧車といい、オートサーカスといい、日本では体験し得ないスリルを満喫した日でした♪


すり鉢の中に車とバイク

マニ車回しつつ見物(旗のすぐ左のおっさん、こんな時も!)

赤い服の人、バイクにのって我々のすぐ下を通過中

すり鉢の壁を走り回る車


FUJIYAMAの国から来た者も(いろいろな意味で)興奮するんですから、普段(日本人的な感覚の)娯楽が、ない?ラダックの子どもたちにとっては、どんな存在なのか移動遊園地!屋台なども立ってて、一帯は完全にお祭り雰囲気。高い山々と王宮とチョルテンに見下ろされながら楽しむ世界最高所(?)の絶叫観覧車に、命知らずの荒くれ者(想像)のパフォーマンス、異次元感たっぷりな空間でした。


***************
帰国後写真を見せた家族が一言
「機材、どうやって運んだんだろね?」

峠越えの連続、陸路では・・??
こんな高地の僻地まで、情熱すら感じるぜょ、興行師さんたち!

2011年10月12日水曜日

レーの移動遊園地だぉ!


チョルテンと観覧車

9月ラダック旅行にて。
丁度、9月1日‐15日まで、Ladakh Festivalが開かれてました。
Ladakh各地のお祭りをレーで再現!って趣旨。
観光シーズンを少しでも引き延ばそうとする観光局の企みだか何だか。
普通はお寺のお祭りでしか見れない仮面舞踊をやってたり
伝統舞踊あり、アーチェリーあり、ポロ・マッチあり、と
ラダック・ソフト面での観光ハイライトが濃縮!
もちろん、楽しみました。ええ、とても・・

レー到着初日は、お祭りの一環?でポロ・グラウンドの横にできた移動遊園地で遊ぶ!!

日本では別にわざわざ乗らない観覧車。
が、海外ものは違うんですよ。特に移動遊園地の簡易観覧車なんて、もはや日本人の想像する観覧車じゃない。。自家発のモーターが思いっきり隣で唸ってて手作り感溢れてるし、ガラスとかなくてフルオープンのゴンドラだし、てか、円周小さいし、何より、回転速い。これは、もう、絶叫系の域にまで達しています。。あーこわかった。。ちなみにチケット代:Rs30で15分くらい絶叫し続けられた感じ。降りたら散々絶叫したせいか、高度順応途中だけど、気分爽快になってました。

ポロ・グラウンドの横に移動遊園地出現!高地の澄んだ空に映える観覧車よ!

思わず(?)抱き着くバイキング。あまり詮索しないでおきましょう:後ろに王宮

ミニ・メリーゴーランド:ラマも楽しむ

観覧車から:いつもと違った王宮の眺め 

2011年10月10日月曜日

ラダック女子ファッション

私の一応20代女子なので、同世代の女子ファッションには興味深々です。ラダック女子はどのようなファッション観なのでしょうか。

と、最初に申し上げておかなくてはいけないことには、「ラダック女子」とくくってしまいましたが、ラダックのエスニシティは多様です。その中でもマジョリティ?というか、ネイティブ「ラダック民族」と言われるのが、チベットから来たモンゴロイド系をベースに、元からいたアーリア系などいろいろ民族が混じりあっている人たち。見た目は、強引に言うと日本人と似てます。ちょとエキゾチックな(彫が深かったり、日焼けの影響で色が黒かったり)雰囲気が強いです。あと、目は切れ長というか、すっと流れるような感じ、唇も薄いイメージ。全体的にすっとした、峻とした顔立ちでスマートな印象です。体系も、日本人的。身長も私(162cm)よりちょっと低い子が多い感じ。体重も、目測50kg未満。以下、「ラダック民族」の女の子に焦点を当てています。

私と見た目も割と近いラダック女子ですから、俄然ファッションも気になります。よね。あ、ちなみに私と同世代くらいの女子は、ラダックの民族衣装(紺やあずき色のワンピース)着てないです。何を着ているかというと、観察の結果:

①カジュアル系
②パンジャビドレス

に大別されます。

①カジュアル系

そのまま日本にいても違和感ないです。何人かは路上スナップ写真撮られてもおかしくないです。
・スキニージーンズ+パーカーとかニットとかジャケットとか。
丈は長め(腰を覆うくらい)。緩めのトップ+スキニ‐で引締め。
・カジュアル重視(3,500m以上の高地だし、整備された道ばっかじゃないし)。
・足元はスニーカー、ビーサン、ブーツなど、基本ヒールではない。
・髪はワンレンロングが基本。パーマとかアイロンで巻きとかはしない。
・ヘアダイせず黒い子が多い。
・原則ポニーテール、後ろで1つに結んでいる。
・前髪はヘアクリップ?UFOキャッチャーの取る部分のようなクリップ?
で後ろにまとめている子が多い。

スキニージーンズが大原則です。てか、絶対スキニージーンズです。その他のボトムスはありえません。ジャージとかはいますけど、一応外行的恰好をしてる子たちは、100%スキニージーンズです。私も会社にすら毎日(一応黒い)スキニージーンズで通ってますので、同じ匂いを感じました。やっぱスキニーだよね!ああ、ラダックでは私の服装違和感ない。残念ながら、私は色が白く(と言っても日本では「黒い」と言われますが・・)顔立ちもエキゾチックさに欠けるので(日本では「中央アジア系」とか言われますが・・やはり比べると)、ネイティブにはなりきれませんが。

ちなみにデリーなどでもスキニーの子もいるけど、ブーツカットの子もいたり。トップスもパンジャビスーツのトップスじゃないけど民族衣装チックな感じのを着てる子が多かったり、トレンドが違います。


カジュアル女子代表:アンモちゃん@Diskit, Nubra Valley

②パンジャビ・ドレス系

サリーと並んでインド女性が着る代表的なインド民族衣装(パンジャビ・ドレスの例:パンジャビ・ドレス通販TIRAKITA)。通常チュニック(膝丈ほど)、パンツ、スカーフのセット。パンツはスキニーからちょっとゆったりめのものまで。ゆったりめでも、裾はしぼってる。ラダックも、インドなのでパンジャビ・ドレス。でもラダッキ女子、サリーは着ない。サリーを着るのは本当に「インド」「ヒンズー」って感じの人たちだけ。思うに、サリーには何かしらの民族アイデンティティーがあって、パンジャビ・ドレスはそれほどでもないのでしょうね。また、ラダックの気候的にもサリーなんてお腹出してたら寒そうだし変な日焼けしそうだし・・

あと、特筆すべきはメイクかな。ラダックといえどインドなので、上下アイラインばっちりの子が多い。ふつうの(濃い)インド人的感覚で引いてるので、日本人の感覚から言うと、やたら濃い気がしますが。。とにかくアイラインがメイクの基本というかほぼ中心のよう。マスカラとかリップとかは特に気合入ってないようので。

以上、ラダッキ女子ファッション報告でした。

中年以降になると、圧倒的に民族衣装率が高くなる