2021年2月24日水曜日

20年1月:パタゴニアへの道 難所のブエノスアイレス空港

地球の裏側アルゼンチン。

かなり遠い国なので中々行きづらいですが、勤続10年(!)休暇を駆使して年末年始休暇も合わせ2週間の休みが取れたのでこの機会に行って来ました。勤続10年もするなんて、新卒の頃には想像してなかったよ、、

直前でチッケト取ったらエールフランス/KLM便しかなかったので(普通は米国経由便が安くて若干速い)、行きにパリ1日観光付w 初めてのパリ、トランジットで駆け抜けました。それはそれは楽しかったです(このままパリでもいいわ、と若干思ったり)。

【旅程(→は空路です)】

今回旅行の最大の目的は、地の果て&Tierra de Fuego(火の大地)、

アルゼンチン最南端の都市ウシュアイアを目指します!

12/26東京→12/27パリ→12/28ブエノスアイレス→12/30ウシュアイア→1/2エル・カラファテ→1/5ブエノスアイレス→1/7アムステルダム→1/8東京


地の果て
アルゼンチン最南端の都市
ウシュアイアの先住民族装束再現人形
(1世紀以上前のデザインなのに先鋭的すぎる!)

アルゼンチンは南半球に位置するので12月季節は夏。パタゴニア観光のベストシーズンです。とは言えパタゴニアは緯度が高いため暑いわけではなく、結果的(&ロスバケのため必然的)にブエノスアイレス以外は同じ服装で過ごしました(the North FaceのフリースにPatagoniaのハードシェルと言うパタゴニアリスペクト仕様!詳しくは↓180°South と言う映画に、、)



ブエノスアイレスでは地獄かと思うような3時間イミグレ待ち(!)の挙句、バゲッジクレームで機内預け荷物が見つからない。。ロスバケ!と言うことでブエノスアイレスで服やら必需品をいろいろショッピングしました。また、真冬の東京&パリからの真夏のブエノスアイレスからの真夏の気候が真冬の東京くらいかよ、てウシュアイアの気温差により見事に風邪を引いてしまい大晦日23時過ぎにウシュアイアの現地薬局で「わたしは風邪だと思います」と告げ風邪薬ぽい物を購入したりと言った些細なトラブルはありましたがパタゴニアの食や自然や食や動物や食や氷河を満喫しました。(まだコロナが中国で新型肺炎かも?て時期でした。。)

今後、徒然なるままに回想していきます。これがほんの1年前の出来事とは思えない程、世界が変わりましたね。。


☝Trip Tips(知らなかったよこんなこと!!!全てブエノスアイレス空港編)

  • ブエノスアイレス空港のイミグレ待ちは本当に地獄。皆須く長時間並ぶことになる。遅々として進まぬ列、募る苛立ち。国内線乗り継ぎなどある場合や次の予定がある場合は時間に余裕を持って。暇つぶしの本やNetflixで何かダウンロードしたiPad必須。普通にwifiは飛んでるので、苛立ちをSNS実況中継してた。
  • ブエノスアイレス空港の両替待ちは本当に地獄。皆須く長時間並ぶことになる。遅々として進まぬ列、募る苛立ち。普段はATMでクレジットカードキャッシング派のわたしだけど、ATMでキャッシングできない怪!他の人もだし、他のATMも!なぜ?!故にみな両替の列に並ぶしかない。
  • ブエノスアイレスのバゲッジクレーム、長時間のイミグレ待ちの後ではどの便もベルトコンベアーでクルクル回ってるはずもなく端に積まれている。。自分の荷物が見つからずに空港職員やエールフランス職員を探すも見つからず、イミグレ待ちで疲れた脳は判断能力を失い、どうせ大した物は入っていない、ロスバケだ、と諦め早くその場を去ってしまったが、滞在半ばでオンラインロスバケ照会をしていたエールフランスより携帯に連絡があり「空港に放置されていました」て。どこにあったの?!(帰りに無事pickしました)
  • 空港タクシーも30分〜1時間待ちと。もう疲れたよ。。

【結論】
ハイシーズンだからかもしれませんが、最初にして最大の難関がブエノスアイレス空港でした。

(おまけ)やっとの思いで空港を脱し、着いたホテルにCheck inしようとしたら「お客様の予約は1ヶ月先の日付になっています。こちらではどうしようもできないのでご予約になったサイトへお問い合わせください」→完全に自分のせいですが、泣きっ面に蜂とはこのこと!日本のエクスペディアへSkype照会、、早く横にならせてください。。(その後無事予約変更できました)

地の果てウシュアイア
観光遊覧でビーグル水道をクルーズ
ペンギンの生息する島へ!


2021年2月19日金曜日

18年9月バルセロナ:マヨルカ島③ その他諸々

マヨルカ島旅行記LASTです。

その他雑記です。下記3点になります。エンサイマダまた食べたいなあ。。

  1. パルマから日帰りで行ったソーイェル
  2. 滞在中3回も食べに行ったエンサイマダ
  3. 帰りの飛行機が数時間遅延確定している場合におすすめの空港すぐそばビーチ


1.ソーイェルへのショートトリップ(メルヘン電車旅)

パルマから電車1本+路面電車に乗り継ぎで簡単に行ける、マヨルカ島北西部の港町です。
かわいい電車の旅+都市〜農村〜山岳〜港、と変化に富む車窓からの風景+こじんまりとしているけど明るく健全な雰囲気の牧歌的な港町といい、全体的にメルヘンなショートトリップでした。1日空いたけどどうしようかー、なんて時にピッタリです(実際わたしは友達が来るまでの1日をどうしようと悩んでここに決めました笑)

パルマ中心部に位置するソーイェル鉄道の駅。
こちらの窓口で切符を求めます。
この電車自体はソーイェル港までは行かないので、
接続の路面電車代込みCombiチケットを。
可愛らしい列車^^
完全観光仕様で、メルヘン感溢れます
内装の写真を撮り忘れましたが、外観に違わずレトロでかわいい感じでした。

車窓から。
パルマ中心部の都市部を離れて郊外の農村風景に。
オリーブ畑(だよね?)、地中海だわー

車窓から。
電車はマヨルカ島南西部に位置するパルマから北西のソーイェルまで島縦断路線。
島には山脈も走っており、道中このような山岳風景も楽しめます。
(途中風光明媚な場所で写真撮影停車あり)
マヨルカ島は変化に富んでいる地形ですね!

観光電車で終点まで行ったら、ここから路面電車に乗り換え
こちらもおもちゃ感あり

路面電車の車窓から(路面電車だから?臨場感溢れる距離感)。
港!ビーチ!

路面電車終点の港で降りて、周辺のレストランでランチの地魚焼き!
新鮮な海鮮は地中海の定番オリーブオイル&バルサミコ酢+塩のシンプルな味付けが◎

ビーチ!!
欧州のビーチは備え付け型パラソル+ビーチベッドを€20くらいで借りるパターン
自分で何も持参しないでも快適に過ごせて楽

都会のパルマとは違った港町、ビーチ、途中の風景、可愛らしい電車を満喫して夕方パルマに帰りました。

2. エンサイマダ

パルマ到着後、一息ついて小腹が減ったので「マヨルカ島 パルマ カフェ」で検索していたところ、宿泊先の旧市街ホテル至近距離にあった有名店Can Joan de S'Aigoが出て来たので行って来ました。「エンサイマダ」と言うパンが有名だそうですが、、エンサイマダ??

渦を巻いたデニッシュによく似た形状で粉砂糖がかかったエンサイマダ

コーヒーと一緒に注文し、席で食べます。


????!やみつきなんだけど!!!!


若干オイリーだけれども、デニッシュとは違う、食べたことあるようでないパン!
恐らくカロリー高そうな味がしたのですが、あまりに気に入って2泊3日で3回行ってしまった笑。忘れられない思い出。。エンサイマダはマヨルカ島の名産品なのか、空港などでもホールケーキくらいの大きさの渦渦エンサイマダMUST GOです。
ちなみにCan Joan de S'Aigoはとてもクラシカルで雰囲気があるけど形式ばりすぎなく程よいカジュアルさも併せ持つ内装で、老舗って感じです。

3. 空港近くのビーチ

マヨルカ島満喫し、名残惜し過ぎるけど帰るか、、て空港に向かったら、乗る予定の便が4時間Delay確定してました。

えーーー

ラッキー^^

Google mapで調べても海まで直線距離1kmないくらいだけど、空港から道路となると歩くのは難しそうなので、タクシー。目印になりそうなもの、、てすぐそばに水族館があったので水族館でおろしてもらい、徒歩300m程でビーチへ!!

パルマは都市だし空港近くだし、正直水質はそれほど期待してなかったのですが、、

秘境ビーチほどではないですが、透明感あり普通に綺麗でテンション上がりました!!!!ビーチ沿にホテルやレストランも林立しており、普通のマンション?リゾートコンド?もある地域なので、観光客や地元民と思われる人などが、ゆったりとビーチで思い思いの時間を過ごしておりました。

右端真ん中より少し下の白い影は雲ではなく飛行機。
空港の近さがお分かりいただけますでしょうか(わかりにくい)
それなのにこの砂浜!透明な水!!!


最後の最後までマヨルカ島を満喫できて楽しかったー!!!
帰りは水族館まで歩いてタクシーを拾いちょっと余裕を持って空港へ戻ったら、搭乗予定の便がもう1時間追加でDelayしてました笑。

18年9月バルセロナ:マヨルカ島②パルマ大聖堂 地中海の陽光に祝福される体験

マヨルカ島ハイライトその2。
パルマの大聖堂です。
マヨルカ島訪れたらみなさん行くかな?
大聖堂なので旧市街中心にあります(雑ですいません。。)

わたしは大聖堂とか教会的な場所は数多く訪問しており、それぞれに個性があるし長所も違うと言うのは経験上会得していましたが、パルマの大聖堂は何が際立っているかって。。


太陽がサンサンと降り注ぐ(マヨルカ島の年間晴天率300日らしい)地中海の島らしい、陽光に祝福される体験です!!

何をしなくとも、ただいるだけで溢れんばかりの光を浴び、なぜかとても多幸感!わたしは無宗教ですが、つくづく宗教建築てよくできてるわ、、と関心させられます。そして光にばかりフォーカスを当ててしまったけど、地中海の島らしい明るさと開放感と先進気質に溢れた内装も素晴らしいのよ。こんな建築を引継ぎ維持継承発展させているマヨルカ島てすごいわ。

詳細な案内は他を検索頂くとして、
わたしの感覚的なだけの感想を下記に綴ります。
城塞かよ、ていかついゴシック建築な外観からは想像できませんが
(外観は夜の写真しかなくて余計怖く感じしますが・・・)

ステンドグラスのバラ窓からこの光!!
採光しまくっていると言う訳でなく、大聖堂らしい荘厳な薄暗い空間で
逆に際立つ光の存在感!
床に反射するステンドグラスの様子がヘブンリーです。
未だかつてこんなにステンドグラスを称賛したことがないってくらいの賛辞を送ります。

反対側

シンプルなバラ窓ステンドグラス
他光源からのステンドグラスの影?かな

側面です


カトリックなのでゴテゴテした過剰なまでの装飾の中央祭壇を想像してたら、、
え、シンプル!と言うか空中!!?空中!!!?何その発想!!
地中海の島らしい開放的な雰囲気で素晴らし過ぎるんだけどー!!
この有機的なフォルム、ガウディですって!
ガウディていいかも、、と思った瞬間です。

唐突に現れる現代アート風祭壇コーナー好き!!!!
自然リスペクト的な。
(写真だとおどろおどろしいけど・・)
新旧宗教アート競演て感じ。ここだけ雰囲気違うんだけど、
歴史的建造物にこんな大胆に現代的表現を組み入れてしまうなんて懐深いわあ
常に歴史を刻んでupdateして行くのっていいと思います。
生きている建造物です

あ、もう眩しい程の光!!
大聖堂内に広がるカラフルな影!!!
光に呑みこまれます

昇天っ!!!


外観からは超重厚な伝統的ゴテゴテ&ゴリゴリな保守的内装を想像していたのですが、見事に裏切られたー!!!光に祝福され、開放的で先進的気質に溢れる地中海の島を代表するにふさわしい、いい感じに時空を蓄積して来た空間でした(alive)。。それはそれは、しばらくベンチに座りバラ窓を通してカラフルな光を浴びていると、多幸感に溢れる(そしてなぜか自然と涙出てくるw)くらいの得難い体験でした!!!!

みなさんマヨルカ島行ったら絶対行くとは思いますが、MUST GOです!!!!

2021年2月17日水曜日

18年9月バルセロナ:マヨルカ島①幻想的な地底湖と穴場ビーチ

地中海のバカンス先として名高いマヨルカ島!

マヨルカ島はバレアレス諸島に位置し、バルセロナから約50分のフライトでとっても近いので、この機会にバルセロナから2泊3日で行って来ました。旅程も限られており、中心都市パルマ拠点であまり多くは周れませんでしたが、特に印象に残った東部の洞窟&穴場ビーチと首都の大聖堂を紹介します。穴場ビーチは正直レンタカー使ってるかスペイン語話せないと難易度高いですが、ちょっとした冒険感あり苦労した甲斐がある程の報いを受けられます!

穴場ビーチ
海の綺麗さヤバイ


1. Cuevas Drach (ドラック洞窟)& Cala Varques(穴場ビーチ)

ドラック洞窟はマヨルカ島東部に位置する鍾乳洞です。マヨルカ島の中心都市パルマのバスターミナルから洞窟入場口までバスが出ています。パルマからは1時間程度。ある程度の集団毎に案内されます。わたしは国内外の鍾乳洞を幾つか訪問してるのですが(超巨大なもの、インディジョーンズ的冒険なものなどいろいろ経験あり)、、このドラック洞窟が傑出しているのは、、


鍾乳洞の中にある神秘的な地底湖でなぜか行われるコンサート!!!

楽団(カルテット的な)がボートに乗ってやって来て去って行く〜!!


何だそれ??!なぜそうなるの??欧州流演出?欧州的OMOTENASHI??!最高にロマンチックなこと考えるなw 地底湖のほとりにはちゃんと観客席が整備してあり、みなさん大人しく鑑賞します。あまりにも非日常過ぎるシチュエーションで脳の処理が追いつきませんが、とにかく幻想的なことは間違いありませんでした。。幻想的てこのための形容詞かよ。その後、希望者は地底湖をボートでショートトリップできます。

神秘的な地底湖をボートで

地底湖、結構透明度高くて綺麗

いやー、欧州人の高度な演出は想像の遥か先を行きますね。。よく分からないけどここでしか味わえない貴重で素晴らしい体験でした。。


そしてしばらくぶりの地上に出て現実世界に戻ると、次はビーチ目指してGO!GO!!


目的は友達が検索してくれたCala Varquesて言うところなのですが、、とても自力ではいけませんでした笑。スペイン語ペラペラの友達がタクシー運転手に詳細な指示をし、連れてってもらいました。ドラック洞窟のあるポルトクリストからMa-4014と言う道路を南に20分程。Cala Varques利用者向けの駐車場がありますので、そこで降ろしてもらいます(ちなみにただの田舎道でタクシーも通らないので、帰りは連れてってもらったタクシー運転手の連絡先を聞いて迎えに来てもらいました)。

そこから東に向かって伸びるハイキングコース的なところをなんと2.3km徒歩約30分!!!普通にハイキングコースで、獣道やブッシュ地帯などを通過し、道中海は全く見えず、本当にこの道で合ってるんだろうか、、て不安は、すれ違う人(帰ってくる人)が明らかにビーチ仕様なので特になかったです。笑。しかし、いつ着くのだろう、、そして何が待っているのだろう、、と言うプチ冒険感は味わえます。

スタートはこんな田舎道。

田舎道で何かの収穫作業をしており、
作業のおじさんから分けてもらった何これ?

食べられる、とのことなので食べてみた
タマリンド的な?結局謎です笑

そんなこんな、炎天下の中30分も歩いて程よく喉も乾いて来た頃、唐突に開ける視界!目の前に広がる砂浜と透き通る海!!

パラダイスかな

ここまでちょっとした秘境感あったのですが、想像より人多かったw そして、私たち庶民は炎天下を徒歩30分なのですが、、


お金持ちがクルーザーで直接海から乗り付けてる!!!


これはとても衝撃的でした笑。お金ってすごいわ、、さすが欧州有数のバカンス先。富裕層のレベルと遊び方が日本と桁違いな感じです。ちなみに、このビーチに限らないですが、マヨルカ島やバルセロナのビーチでは割とみなさん何気な〜く普通に上半身裸になります。あ、女性が。さすが欧州、先進的過ぎるわ、、開放的でとてもいい雰囲気です!わたしもチャレンジすれば良かったかなwわたし実は16年からジムで鍛えまくっており、特にヒップにはかなりの自信があるため、ここぞとばかりに所謂Tバックを用意してマヨルカ島へやって来ましたが、レベちでした。。

そんな人間界の貧富格差とか欲は吸い取ってくれそうな透き通る海〜

ビーチにはなぜかDJもおり、クーラーボックスで運んできたアルコール含む飲み物類も販売されているので、穴場の割りに結構俗っぽい楽しみもできるビーチであります。

そんなこんなでもう帰る時間、再び30分歩いて幹線道路に戻り、タクシーを呼んでドラック洞窟のすぐ先にある湊町ポートクリストへ。パルマ行き帰りのバスまで時間があったので、ちょっと湾内を散策しました。


こじんまりとした港街



そして一路パルマへ戻ります〜乙!

マヨルカ島て他にも綺麗なビーチがたくさんありそう!!

空港からすぐのビーチ(帰りの飛行機Delayで時間ができたため急遽向かった)

ですら透明度高かった〜



2021年2月16日火曜日

18年9月バルセロナ:MalumaのライブへGO バルセロナの南米人


突然ですが音楽の話。
わたしは2018年に突如ラテンポップスに目覚め、現在まで愛継続しております。
ラテンポップス、ラテンアーバンの他、いわゆるレゲトンも聞くしラテントラップ、そしてラテン?かは分からないけどスペイントラップにも好きなアーティストがおりほぼ毎日耳からラテン(歌詞は基本的に全てスペイン語です)。

でも最初から一番の推しは変わらず、、

MALUMAたん!!
(Maluma: Carnaval)


↑初期のまだ初々しさの残るMalumaたんも最高なんですが、この曲(2015年)から現在に至るまでハイペースで楽曲をリリースしており、それぞれに突っ込みどころあり素晴らしく、常に新たな挑戦をし続けるMalumaたん(Wikipedia)。世界的な音楽的才能を数多く輩出するコロンビアはメデジン*出身の27歳です。日本でも知られてそうな曲と言えば、、The Weekndがカバー&コラボしたHawai(2020年)かなあ。

 

*メデジンと言えばNetflixの「ナルコス」で有名なパブロ・エスコバルなんかが有名で、80年代〜90年代など違法薬物の一大拠点なんて時期もありましたが(「ナルコス」見てください!あの恐ろしげな街w)、伝統的にコーヒーの産地でもあります。そしてなぜかJバルビンやセバスチャン・ヤトラ、カルロGなどラテンヒットチャート上位常連の有名歌手を数多く産出すると言う、何がどう作用してそうなったのか、不思議で興味深い街であります(いつか行ってみたい!)。 

悲しいことにラテンミュージックは日本?アジア?ではほとんど無視される存在なので孤独なファン活を繰り広げています。。当然来日なんてしてくれません。


なので行ってしまいました。


コロンビアへ、、と言いたいところですが、ラテン界でスーパー人気なMalumaたんは米州&欧州を飛び回ってくれています。なんと都合よくわたしの休暇に合わせ18年9月バルセロナへ!!!

Malumaたんバルセロナ公演の電柱広告

なんと言うタイミングでしょう。わたし朝バルセロナ着いて当日21時スタートです。笑。わたしは時差なんか物ともせず強靭な体力と変なテンションで乗り切りますが、、え?待って?Clubイベントとかでなく大箱のライブ(東京で言うと、、屋根のある国立競技場的な?オリンピック的場所だったし)なんですけど、スタート時間遅くない??!正気??

どうやら日本的感覚とは違うようです。。バルセロナ人てそんな宵っ張りなの?!シエスタの国だけれど、、(後々確信しましたが、結論を言うとかなり宵っ張りですw)。しかも結局遅れて開演22時だったんですけどw 終わったら当然日付変わってる。も、、バルセロナの公共交通機関は終夜運転なので、帰りの足は全く問題なかったです。治安も良いので深夜時間帯の公共交通機関乗れるし!素晴らしい、、だから21時スタートもできるのね。

話は前後しますが、当日現地在住の友達は用事があり、わたし1人での参戦でした。会場となるパラウ・サン・ジョルディに近づくにつれてファンっぽい人が多くなり、入場待ちの行列ができていました。ビール売りなどが向こうからやって来てくれるので、待ってる間に喉が乾いても安心です!事前予想はしていましたが、アジア人の姿は全く見当たらなかったです。謎のアジア女と化すわたし。。居心地悪いとかヘイトとかは全くなかったですが、ひとり異世界に飛び込んだようで不思議な感覚でした(実際異世界に飛び込んでます)。そんなこんなでようやっと開演、夢にまで憧れたMalumaたん(小さい)の姿が!!!Malumaたんと同じ会場で同じ空気を吸う一体感に会場のみなさんもノリノリです。ほぼ満席でした。


わたしは当時リリースしたばかりの最新アルバム「F.A.M.E.」も予習していたので、ぶっちゃけ歌詞全ては分からずノリですが、知らない曲でないと言うだけで最高に楽しかったです。会場のバルセロナの皆様も踊ったり歌ったり、、て、実は半分以上バルセロナの人ではなかったです。

トークタイムの時に発覚しましたが、

Malumaたん「ベネズエラから来た人〜〜??」

ベネズエラ人大集団(それぞれがベネズエラ国旗を高々と掲げながら)「は〜〜い!」

Malumaたん「コロンビア人は〜〜??」

コロンビア人大集団(それぞれがコロンビア国旗を高々と掲げながら)「ここ〜!」


ええええええ!

ベネスエラ人&コロンビア人めっちゃいるし〜〜!しかもみんななぜか国旗持参!


コロンビアとベネズエラの関係は良く知りませんが、隣国なのに仲良い?Malumaたんは会場に来てくれたベネズエラ人とコロンビア人に別格の謝意を示しておりました。ベネズエラって18年当時も経済が大変なことになっていたのに、まあおそらく国内情勢を忌避してバルセロナにやって来た富裕層または出稼ぎの方々なんだろうけど。。とにかくこんなにたくさんのベネズエラ人を一度に見たことことがなかったので感慨深かったです。。Malumaたん出身のコロンビア人はもちろん応援?くるよね!

想像に難くないですが、スペインには旧植民地であるラ米各国からの移民や出稼ぎ労働者、富裕層がやって来ます。普通に観光してたらそんなとこまでじっくり見えませんが、そんな方々が集結するMalumaたんライブでもあり、そんな実情を垣間見ました。

Malumaたん、続けてその他にも「エクアドル、ペルーやアルゼンチンやチリ??」とか聞いてて、なぜかそれぞれの国から来たみなさんはしっかりと国旗持参で、Malumaたんから呼びかけがあると高々と掲げておりました。。

Malumaライブあるあるなの??わたしも日本国旗持参すればよかったわw


会場で飲み物を買うとこれに入れられる。
東京の自宅でペン立てとして現役活躍中です。

会場に唯一のアジア人だったと言うことで、わたしは日本のみならず、アジアでも珍しいMaluma好きと言うことがわかりましたが、孤独にめげずに今日もMalumaたん聴いています!また会える日を夢見て!!!




18年9月バルセロナ:CORREFOC 花火撒き散らし祭に参加

18年9月に夏休みでバルセロナおよびマヨルカ島へ行きました。

現地在住のお友達の家に滞在し、美味しいローカルなお店から地域の祭など案内いただき、ほぼガウディ完全無視して楽しかったです。

その中で今でも強烈な印象を残しているのは。。

丁度開催されていたメルセー祭と言うバルセロナで盛り上がる聖人のお祭りの最中(暑い盛りなんですが、なぜか友達からは長袖長ズボンスカーフ着用指示あり。???行ってみると、、):




暴動?!!



火を吹くドラゴンが人間を襲っているけど?!!

意味不明すぎるし普通に火の粉が飛んで来て熱いのですが、ひたすら花火を持ちながら(棒の先端に花火が括り付けられ回転させながら走っている。中の人は円錐型の頭巾を被るなど完全防備)走り回ったり、ドラゴンなどのハリボテが火を噴出しながらストリートを練り歩く行事だそうです。CORREFOC(コレフォック)と言う名前だそうです。友達に起源や意味を聞いたところ「よく分からない」とのことでしたので、あるがままを受け入れたいと思います。メルセー祭の前夜祭から小規模な物があり、一番メインは夕暮れ時から始まりすっかり暗くなるまで数時間(笑)ひたすら花火撒き散らしてました。

がしかしこの行動、人間の原始的な部分を刺激するようで、通行人は火の粉を被りに自ら花火の元へ走っていきます。私も折角なので火の粉被りに行きました。すっごくテンション上がって楽しかったーー!!!


*********


そして翌日冷静になって確認したところ、下記のようになっていました:

  1. iPhoneの液晶が点状に一部溶けてた(火の粉を受けた)
  2. レギンスに穴が空いてた(火の粉を受けた)
  3. 皮膚に点状の火傷が数カ所(火の粉を受けた)

軽い事故だよ笑。

メルセー祭自体はCORREFOCがメインでなく、人間ピラミッドや巨大人形など他にも楽しいイベントが繰り広げられているようです(行ってない)。また、このCORREFOCはメルセー祭特有のものではなく、カタルーニャ地方の他の祭などでも行われるようです。花火を人に向けると言う、学校では絶対禁止されることを堂々と公道で繰り広げまくるエクストリームさでカタルーニャ人のメンタリティよく分かりませんが、盛り上がります(自己責任で)w



                                                    ドラゴンかわいい




After 7 years... I'm back 7年の空白 !!

ご無沙汰です。

特に何かあった訳ではないですが、気付いたら7年休んでました。。恐ろしい。

突然の休止と一緒で突然の復活ですが、何卒よろしくお願いします。

特に生活スタイルに変更はなく、都内OL有給で海外旅行タイプです。

特にこの1年、海外旅行行かないと死ぬ病に侵されてるわたしなどは世界が激変した思いです。最後に海外へ渡航したのは19年末〜20年初にかけてのアルゼンチン/パタゴニア旅行でした。「謎の肺炎が中国で流行しかけてる」なんて頃。ずーっと憧れてたパタゴニア、丁度2週間まるまる休みが取れたのでこの機会に行きました。行きたいところは直ぐ行かないと行けなくなることもありますね。「次の機会」なんてないかもしれない。

昨日徒歩圏内の某商業施設を訪れた際、旅行代理店の前を通りました。わたしのようなフリー旅行専門家には某JTBとか全く縁がないのですが、ふと陳列してあるパンプレットに目をやったら、、

海外旅行、ハワイしかない!!!!!!!

いや、そんな時代だとは1年間分かってたつもりですが、改めてその事実が現実のものとして認識され愕然としました。。ハワイしか行けないのかよ、、恐ろしい。いつの時代か。

2021年です。。!

大変な時代だ笑。こんな7年後誰が予想してましたか!

と言うことで2020年から専ら国内旅行しかしてないし、海外旅行の予定なんて立てられませんがいつか日本出る日を夢見てこれから暫く空白の7年間旅行記をupしていきましょう。ただ残念なことに、エクストリームな旅行先へは行ってないです、、こうしてリストすると普通だ、、普通すぎて7年休んでたのかもねw


2019年末〜2020年初:アルゼンチン・パタゴニア

2019年:中米(仕事)

2019年:イタリア・アマルフィあたりの予定が台風でフライトキャンセル、四国一周に

2018年:香港、バルセロナ&マヨルカ島

2017年:台湾、シンガポール、韓国、シチリア島

2016年:マドリッド&マラガ

2015年:ニューヨーク、韓国

2014年:中国(仕事)、インドネシア(仕事)、与那国島


記憶なさ過ぎてパスポート見たわ。


               パタゴニアの氷河だよ^^