2012年1月30日月曜日

カンチェンジュンガ~世界3番目に高い山

世界で1番高い山は?
――エベレスト/チョモランマ

2番目は?
――K2

じゃあ、3番目は?
――……



カンチェンジュンガだそうです!


私もダージリン、シッキムで実物観るまで知らなかったです笑。
ネパールとシッキムの国境付近にある山なんだってー。
ひと塊りだけ突出して白い山々が遠くに観えるなーヒマラヤに違いないなー

ダージリン市内、Observatory Hillより。手前はBhutia Busty Gompa

なんて、8586mの山なんて思いもしなかったよ!
人生で観たもののうちで、1番高いものでした。でも正直、そんな高いのか否かよくわからない笑。
ダージリンからも、シッキムからもよく見えましたよー
シッキム、ガントク市内の展望台から

北シッキムへ向かう途中の展望台から。展望台にはタルチョ(orルンタチベット仏教の祈祷旗)must

日本でも、
1番高い山
――富士山
2番目
――北岳(これも、去年可愛がってもらってる子会社の監査役におそわった)
3番目
――。。。。。(奥穂高、らしいです。今調べました)

3番目て、そんなもんですよね(切ない)。
でも、私の中でもう一生忘れはしまい、世界で3番目に高い山は

カンチェンジュンガ!!

2012年1月29日日曜日

ボリウッド映画ソング:Sadda Haq(Rockstarより) 隣国の圧力でぼかし入っちゃった

2011年11月公開のランビール・カプール主演Rockstarより、
ロックスターなランビールが歌う(多分。ストーリー知らない)Sadda Haq


所謂「ボリウッド映画ソング」らしさはなく、
ロックスターだけにロックな歌なんですけど、何と、日本の新聞にも取り上げられました!

日経新聞:ボリウッド映画から消されたチベット「国旗」  論説委員 飯野克彦
11月の記事なんで有料会員じゃないともう見れないんですけど・・

この映画、ストーリーが全くわからないのですけど、
(DVD落ちしたら観る気まんまんなので、敢えて調べてない)
スリナガルとかジャンムーカシミール州も舞台のようだし、
本当になぜかよくわからないんですけど、
コンサートシーンでチベット旗が入ります。
ついでに「Free Tibet」のプラカードも掲げられてます。
ラマ(チベット仏教僧)もコンサート聞きに来てます。
更に、よく見ると主役・ランビールの左胸にもチベット旗が!!
監督の政治的信条でもあるのか??て位の露出度です。

もちろん、これに反応するのはチベットをフリーにしてない国。
隣国のマーケットも意識するボリは、自主規制でモザイクかけちゃいました。
だから、Free ●●とかになっちゃってます。

そんなんしたって誰もがTibetと推測するし、
直前のシーンでFree of Expressionとかプラカード掲げておいて何だよインド。
と、逆説的に「表現の自由」とは何かを問う結果にもなっちゃてるw
「なんで消されてんの!おかしいんじゃないの!!」みたいな無用な関心も引き起こすww
自主規制、かっこ悪い。

お金が全てか。って訳ではないんだろうけどね、未確定国境も抱えてるしさ。
ま、ご近所付き合いって大変ですね。
いやだいやだ。他国の(特定の国だからというか、明らか人権侵害してるて部分で妥協しちゃいけないと思う)顔色伺わなきゃいけないなんて。この国の発言力がどんどん大きくなって、意に沿わない表現は自主規制で対処か。将来が心配です~

そしてPVでちらっと映るジャンムー・カシミール州の雪景色もキレイですね。
越後湯沢ほど積もってないだろうけど・・

てゆーか、こんなことでしか日本の新聞に取り上げられないボリ映画・・

トンネルを抜けると


雪国という、ね。。
金曜夜発、日曜夕方帰りで、会社の労働組合のスキートリップで
(同根の会社、及びそことの合弁会社の3社合同トリップ)
雪国の舞台、湯沢温泉にスノボに行ってきました。
雪多すぎて焦るわ~(スノボで来てるのにww)



私、奥武蔵育ち、両親は東京出身、高校から東京に通ってて、現在東京在住だから
どうしても「日本の地方」の視点が欠けてしまいます。
まあ、奥武蔵も結構田舎ですけど、東京近郊だし、周りはみんな東京を向いていたので
「地方」味に欠ける。

だから私国内旅もいちいち大好き。
学生の頃は海外ばっかり行ってたけど、時間の制約があってお金はある今、
国内旅もするようになりました。
日本でもこんなところあるんだー!と、毎回新鮮でおもしろい。
日本も知らないことばかりだな、と思います。

で、雪国。
雪降り過ぎでしょう!!!!!
どんだけ積もってるの!!
リフト待ちの間とかリフト中にナチュラルに服に雪積もるんですけど!
3日間ずーっと雪降ってたんですけど!!
ふかふかの雪でスノボできるのは嬉しいけど。
(いつもシーズン終わりに焦って行くからアイスバーン気味のスノボしか経験してない)

雪の温泉街。車に積もった雪!!

あと、今回は、労働組合トリップというドメスティックな経験もできて興味深かったです。
やっぱ苦手だな、ドメドメなノリ。笑。
若手による宴会芸もあり、弊社が一番あほだなーってことを実感しました。
まあ、会社員でないとなかなか得難いことなので、よい経験でした。

そして、スノボ楽しい!!
スピード感を持って森の中を疾走という非日常感と
適度に全身の筋肉使って運動する感じが最高!
今シーズンまた行こう、と誓った次第です。

雪かき(でもすぐ積もるんだろうなー)


雪国の秘密兵器・道から水



2012年1月26日木曜日

ボリウッド映画ソング:Ooh La La~♪ the Dirty Pictureより ボリにしてはエロい!



性的表現があまりなく(キスシーンすらない映画もある)健全な映画が多いボリウッドですが、このPVはエロすぎないか?女優がムチムチしてて、おっさんの顔がエロいからだろうか・・着物の帯をくるくる剥す如くの、サリーをくるくるもあり。インドだと、こうなるよね・・笑。でも、歌も踊りも「これぞ(みんなが思い描く)ボリウッド」って感じです。

と思ったら、80年代のsex symbolを描いた映画だそうで、納得。
今どきこんな王道ボリウッドみたいな歌と踊りは、ないよな・・
2011年年末映画のthe Dirty Pictureです。
丁度年末年始インド旅行時に公開中だったけど、
ダージリン&シッキムの地方の映画館じゃDon2かM:i4しかやってなかったし!
デリーでは公開してたけど、時間なかったし!!
M:i4、ハリウッドの割に宣伝多いのは、スラムドッグ・ミリオネアや24に出てくるアニル・カプールも出演してるからでしょうか?

でも、この中で本当にエロいのは、冒頭出てくるメガネ男子イムラン・ハシミだそう。インドでは「キスする俳優」で鳴らしてるらしいから、この人の存在自体がエロい(と言っても過激なシーンとかは皆無でしょうが。ボリですもん!)。メガネ男子のフリしてムッツリだな~。

この映画はDVD入手して観たい!


↓同じくthe Dirty Pictureより。キスする俳優イムラン・ハシミ(むっつりに見えてくる・・)が熱唱(口パク)。Ooh La Laとは一転、何かの廃墟を舞台にした美しい曲。スーフィーソングでしょうか、バックダンサーがスーフィーの旋回してるし・・ラダックではローカルのお兄さんが熱烈にスーフィーソングを薦めてきました。意味はわかんないけど、スーフィー(イスラム神秘主義)から派生したのがわかるわ、って感じのディヴォーショナルな旋律がいいと思う。もはや宗教的意義は薄れて恋愛とかもディヴォーショナルに歌い上げてるらしい。あと、インド人なら白シャツに白パンツでも違和感ないし、似合ってると思う。


ボリウッド映画ソング:Chikni Chameli(Agneepathより)カトリーナたん男前!



Agneepath(アミタブ・バッチャン主演の往年の映画のリメイク)のアイテムソングです。
本日、1月26日インド公開!!観たーい!日本には流れてこないだろうがさ・・

カトリーナ・カイフの踊りは、Sheila ki Jawaniもだけど、
自分も踊りたくなる!て曲。
パワフルでセクシーで、踊ったら楽しそー♪みたいな。

うーん、今年こそはベリーダンス習いたい!!
(本気で踊る気まんまん)

2012年1月24日火曜日

シッキム旗!のぼり型タルチョ

ダージリン市内、Observatory の近く

チベット仏教が色濃いエリアに入った、と思う瞬間。

タルチョ(or ルンタ)が掲げられてる風景!!!

タルチョは、チベット仏教の祈祷旗。青・白・赤・緑・黄の旗にWind Hourseの絵と経文が印刷されてて、高いところとか屋根とか、神聖ぽいところとか、見晴台とか、とにかく掲げとけばいい的な感じで、チベット仏教圏ではどこにでもある(んだと思う・・参考:タルチョ―Wikipedia)。5色の色はそれぞれ意味があって、高いところに掲げるのは、風に乗って仏法が遍く世界に広まりますように、との意もある。

ラダック・レーのナムギャル・ツァモより。大変な勢いで仏法が広まっているな・・
それぞれの色の意味、教わったのは、確か

青:sky
白:wind
赤:fire
緑:water
黄:earth

確か、ね。。

ラダック・レーのシャンティー・ストゥーパ(妙法寺)より市街を眺めるなど。
高いところなのでタルチョいっぱい。「視界に入ってくる」レベルじゃない。。
ラダックは空港出たらいきなりチベット文化圏なのでアレだけど、
2011年末年始ダージリン&シッキム旅は、いかにも「インド」な下界の西ベンガル州、バグドグラから登ってったから(車で)、平地から山の中へ入り少々登っていくと唐突に、ありました。

タルチョ!!

チベット世界の入り口だ!でもなぜか冒頭写真のようなのぼり型ばかり。見慣れた万国旗型のタルチョじゃないけど、青・白・赤・緑・黄な配色と印刷されたチベット文字の祈りの言葉はまさしくタルチョ。

Yumthang valleyにて。サイドの房的な飾りおしゃれだな~

その後、ダージリン、シッキムと、万国旗的なタルチョもまあ掲げてはあるんですけど、のぼり的なタルチョも至る所に林立(まさに!)。色毎に、すんごい急な山の斜面に一列に並んでたりする光景は圧巻・・執念とか熱意とか超えたものを感じました・・(しかも結構至る所で。特にガントクから北シッキムへ向かう道沿いに多かった気が・・)

Yume Sanong、Zero Pointからの帰り。4000m弱。のぼり型と万国旗型タルチョの競演。

万国旗型のタルチョ主流のラダックと、のぼり型も多く見られるシッキム。
ラダックとシッキムは地理的にもかなあり離れてて、歴史的背景も全然違うけど、
タルチョを掲げたがるのは同じ。
多分に、2つの地域のタルチョの違いは、のぼりを立てる木の入手しやすさも関係してそう。
ラダックはCold Desertですから、木は貴重。
対してシッキムは木で溢れてる、緑豊かな地なのでのぼり型も発展したんじゃないかと。

タルチョのある光景、なんか落ち着きますよ・・



て、買っちゃいましたけど。
ミニ・タルチョ(万国旗型、長さ短め)、レーでRs25でした。

マンションのベランダなどでもこのようにお手軽に設置できます

2012年1月20日金曜日

AAL IZZ WLL!!

今日は仕事が上手くいかなかったので
帰宅してから3Idiots(ついにダージリンでDVD購入)を楽しんでおりました。

特に最後のラダック・パートね!
やっぱ、ラダックてすごい土地。Cold Desertなんだなー
砂漠じゃないか・・(今更w)5,000mとか6,000m級の雪山を背景に、美しすぎる・・
この世のものとは思えない景色・・

そして、9月に行ったパンゴン・ツォが出てくるんだけど、画面で観ても美しすぎるわ・・

標高4,200mくらいです

と、完全に現実逃避です。

AAL IZZ WELLはこの映画ソング。
年末年始インド行った時も、携帯での歌共有サービスのCMでこの歌が出てきた。

アーミル・カーン(3Idiotsの主演)が電車に乗ると、隣の個室の美人さんが泣いてた。
美人さんに着メロが届く。AAL IZZ WELL♪ まぁ、ふふふ。元気でたわ!
で、誰が送ってくれたのかしら?と隣室を訪ねると(ここらへんのシステムがよくわからん。半径何m以内の人に送れるのか?)アーミル・カーン本人ぢゃん!わ~ぉ!!

みたいな。公開から2年経ってもまだこんな影響力あり。
すごい映画だよ3Idiots(インド歴代興行ナンバル1作品ですから)
AAL IZZ WELLは、何か、凹んだ時に聴く歌ですね!
おばかな(IDIOT!)バスルームPV↓↓このおばかな感じもいい!



[英訳]
When life spins out of control
Just let your lips roll
Let your lips roll
And whistle away the toll
All Is Well~!

人生コントロールできなくなったら
唇 丸めて
口笛 鳴らせばいい
All Is Well~! 万事順調~!
 翻訳するとなぜか古臭くなる私の日本語・・

2012年1月19日木曜日

money cannot be eaten

シッキムのRumtek Gompaの前に掲げてあったポスター

money cannot be eaten
Only after the last tree has fallen
Only after the last river has been poinoned
Only after the last fish has been cut
Only the Will we realize
That money cannot be eaten

SAVE OUR NATURE FOR A BETTER FUTURE  
最後の木が倒れた後で、
最後の川が毒された後で、
最後の魚が捌かれた後で、
ようやく私たちは気付くでしょう
「お金は食べられない」と

より良い未来のために、自然を守ろう

はっとしました。
お金って、そんなもんよね。
自然もだけど、人生も守ろう。お金は愛してくれない。会話もしてくれない。

2012年1月17日火曜日

究極のバイオマス燃料:ヤク糞

ラダック関係の資料を読んでた時に、農村でエコでサステイナブルな生活を目指す試み、というか実際的に電力供給不足を補うのにソーラー発電、ディーゼル節約のためにバイオマス燃料の使用を奨励、みたいな感じの記述があったんですけど、バイオマス燃料?て思いましたが、よく読めばヤクなど家畜の糞のことでした。確かに・・

バイオマス燃料って日本の電力の文脈で使用されると火力発電で化石由来燃料と混焼する木材チップとかヤシ殻のことを指す(火力発電時に発生する二酸化炭素を、木材の成長過程で吸収する二酸化炭素と相殺すると言う理想的理論の元で)のでそのイメージだったんですけど、ヤク糞は確かに生物由来の原料ですね (参考:バイオマス-Wikipedia)

噂では聞いてた、ヤク糞を燃やしてストーブとか料理の燃料にするの、ラダック旅行では暖かい季節だったし農村ホームステイ的なこともしなかったので遭遇しなかったんですけど、思わずシッキムで体験する機会がありました。

シッキムの首都・ガントクから2泊3日で北シッキムトリップへ出かけた時の話(てか、旅行代理店の人には1泊2日と言われていたんですけど・・ま、いいけど)。北シッキム、Lachungの宿併設の、グロッサリーストア兼グロッサリーストアを切り盛りする3姉妹(9歳~16歳)の寝室兼宿のリビング的な(多目的すぎる・・)ところに、ストーブがありました。おもむろに燃料を取り出す宿の人。ん??何??

尋ねたら、


ヤクの糞を乾燥させたものだよ
これかヤク糞燃料!!!!
で、ストーブに投入したら、糞臭さは全くないけど、ワイルドなお香みたいな、独特の匂い。
草っぽい、と言えなくもない感じ。全然嫌な臭いじゃないです。薬草を燻してる匂い?的な。
ちなみに、この時は油も投入して燃焼させてましたけど。
なぜか翌日はフツーに薪使用してましたが(木が豊富にあるシッキムですから!!!薪!ってだけでラダックとは違う・・とかいちいち感慨深いです笑。なぜか無駄にラダック基準な価値観)。薪はやっぱりよく燃えるし火力も強くてストーブの側にいると火照ってしまうんですけど、ヤク糞はじわじわ燃焼する感じで火力も強くなく、物足りなさはあるけど、ちょっとアロマだし(草臭)、それはそれでじんわり温まります。薪を電灯とすると、ろうそくみたいなイメージ。

究極のバイオマス燃料・ヤク糞体験でした。
Lachungの村ではヤクはおらず、Yumthan Valleyの方のもう少し高度が上がったところでヤク放牧してる模様。Yumthan Valleyまでの道でよく見かけました。

燃料供給元
あと、この宿ではヤクの乾燥肉も頂きました。
南ア風に言うと(南アに住んでたので南アかぶれです)、beef biltong!もっとメジャーな言い方をすると、ビーフ・ジャーキーみたいな。ワイルドなbeef biltong。まあ、想像できますよね笑。何でもワイルドって形容すればいいと思ってる節はあります。てか、南アでもワイルドなビーフみたいなゲーム肉(クドゥとか)を食べてたはずなのでもっと詳細な表現ができるはずですが・・ゲーム肉の味、忘れてしまいました

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ちなみに、シッキムは水資源が豊富なので、隣のブータンと同じく水力発電が主電源。というか、水力だけかな? その他電源は山奥にあるシッキムでは輸送とかの問題もあって難しそうだし。Lachungのちょっと下流でも新しいダムが建設中でした。ここも地震で土砂崩れにあったりしたらしいですけど、私が訪れた時は建設が進んでました(またすぐ地滑り起こしそうな怖い斜面の真下で)。シッキムの水力発電も環境的、文化的にいろいろ賛否あるらしいですけど。シッキム滞在中、10分程度の小規模停電はあれど、電力供給は安定してました。すごい!!(すごいんですよ、このすごさ、電気は24時間滞りなく供給されて蛇口ひねればお湯が無尽蔵に出てくる日本で生活してたらなかなかわからないですけど。311で計画停電はあったけど)ただ、数回遭遇したプチ停電の1つが、大晦日の23:54~と言う、すごいタイミングww もはや暗闇でHappy New Year!!!と叫ぶローカル。でした。

2012年1月16日月曜日

Why this Kolaveri Kolaveri Kolaveri di~♪

ガントクのホテルで隣室だったコルカタ人おにいさん(おっさん?)2人組。
すごく人懐こくて好奇心旺盛でいいひとたちで、
夜、部屋に呼ばれてお酒を飲みながら、いろいろな話をしました♪
家族のこと、日本のこと、コルカタのこと、仕事のことetc.
「日本人の髪はキレイで目はお人形さんみたいだ~」
「いやいや、インド人の髪の方が豊かで艶やかで、羨ましい!目も大きいし」
みたいな、エンドレスお互い賞賛大会にもなったり。。
ないものねだり、隣の芝は青い現象ですな・・
インド人は家族や友達をすごく大切にするんだな~ということが言葉の端々から伝わってくる。そして彼ら外国へ行ったことがないのに、英語上手すぎる!さすがインド!!
 
2人とも、本職はGovernment servantだけど、副職でフォトグラファー(主に結婚式)をやってるそう。主に結婚式、ってあたりが、副職っぽいというか、日本と変わらないな・・シッキムでも公務員やりながらタクシードライバーとか、ホテル経営とか、何か、インドの公務員って仕事ゆるそうだけど大変そう・・副業必須、みたいな。ラダックの公務員も早くに終業してぐだぐだしてるイメージだったけど、彼らも副業してたのか・・?
 
で、コルカタ人らが今インドで人気の歌を教えてくれました。大学生が作ってYoutubeに上げて爆発的人気になったらしい。歌詞の意味教えてもらったのに忘れてしまった~でも恋の歌。エキゾチックな雰囲気とダルい感じがマッチして、思わず口ずさんでしまうような、いい曲です(意味わかんないけど)。



八百長で辞めた元力士・山本山(現在は海外でタレントとして活躍)が、インド進出(Big Bossだよ!サルマン・カーンの!)の記事。「日本でも人気があるというコラヴェリ・ソング」という記述があるんだけど、そうだっけ、この歌・・

インドチャネル:【インド社会】人気テレビ番組「ビッグ・ボス」に元力士・山本山が出演
http://news.indochannel.jp/news/nws0004090.html

そして山本山のBig Boss出演で今後インドへ行ったら「ヤマ知ってるか?ベリーヒュージなスモーレスラー」と言われるのだろうか・・

究極の仏具・ソーラーマニ車

2011年9月、ラダックにて
ラダックでもシッキムでも車のフロントに置かれていたオートマニ車。
もはや手を触れずとも勝手にエンドレスに回り続けるマニ。
車の電源使ってるのか?とも思いましたが、裏面(フロントガラス側)にソーラーパネルありました。

ソーラーマニ!
自然の力を得て我が徳を積まんとす!

ラダックの中高年なんかがくるくる回してる手持ちマニ車よりも
更に(人力を)省エネ。もともと、マニ車だって1回廻せば108回で1セットのマントラを
読んだのと同じ効果が得られるという(ことになってる)、究極の(人力の)省エネ仏具。
それを、更に、ソーラーの力でエンドレスに自動回転て、ここまで進化しちゃっていいのか、マニ。。
よくわからないけど、絶対時計回り(が正しい)でオートに廻り続けますマニ。

シッキムでも・・ソーラーマニ
*ガントクから西ベンガル・シリグリまで下りてきたところです!

ガネーシャと仲良くしてました。ドライバーは仏教徒。

ちなみに、シッキムは水が豊富なので、水車ならぬ、マニ水車も発見しました。
ちょっとした流れの上にマニ堂を立て、流れる水の力を利用して廻るマニ。。
これも全く人力必要ないし、エンドレスリピートだな。てか大がかりだな・・
すごく知恵と労力を注がれているような、新型マニ開発。
で、ソーラーマニ、買っちゃいました。
Rs180。お土産屋さんなどで、どこでも売ってます。

こんな箱に入ってる

ゴージャスwww
廻る~

日当たりのいい窓辺に置いてもいいと思います。
気付かぬうちに、お経を沢山読んだのと同じ効果が得られるなんて素敵ですね。
チベット文化圏の人たちのマニに掛ける情熱を感じられます。
今後マニがどのような進化を遂げるのか楽しみ

Rumtekゴンパの周りにあるマニ車列。参拝者がぐるぐるぐるぐる廻していく。。
奥に見えるはガントク市内

2012年1月11日水曜日

シッキム年末年始旅の服装:ぶっちゃけそんな寒くない

ここ1年、寒いところへの旅に目覚めてしまった私。
この年末年始も最後までラダックかシッキムかで迷ったけど、
冬のラダック行は、まだ覚悟ができていない・・とシッキムにした経緯あり。
でも、標高もちょっとはあるし(ガントクで1,700mくらい)ヒマラヤだし、高いところも行きたいし、
寒かろう、と思って、

‐40度までいける、SORELのブーツで乗り込んだ私・・

行きの羽田から既におかしいことには気づいてた。
東京より暖かいデリーでも、おかしいと思ってた。
さらに暖かそうな西ベンガル州バグドグラに着いた時は、もう無理と思った。
凍傷より水虫が心配です・・

結局、SORELさんが活躍するのは北シッキムトリップにて。
標高も3,000m近くなるLachungに2泊、朝晩は冷える。そしてそこからYumthan Valleyを通って標高4,000mのYume SamongのZero Point(道の終わり)まで川も凍結してたしちょっと雪積もってたから、大活躍♪ 厚いゴム底&ウォータープルーフにかまけて、凍結した川に分け入り氷を割ったり、雪の上を歩いたり、と精一杯SORELでよかった♪機能を発揮。

て感じ。上着も。

ダージリンもガントクも、標高高いから朝晩は冷えるけど、フツーのスニーカーで十分。ビーサンでも気合で乗り切れる位(靴下を履くといい。ローカルは割とビーサン+靴下スタイルなので何ら違和感ない)。服装も、日中はジーパンにロンT2枚くらい+ジャケットで十分。ただ、夜まで行動すると寒いから、薄手のニットやフリースなどは持ち歩いた方がいい。北シッキムLachungでは、発熱するインナー(SORELと同じノリで持ってきたもの・・ヒートテックも頑張ってくれるけど、MIZUNOのがやばい性能いい)にジーパン、TOPは発熱するインナー+薄手ニット、アウトドア用のフリース(ユニクロじゃ全然ダメ)、スキー用のダウン+ニット帽。足元は厚手の靴下+SORELで、寒さ知らずでした。やり過ぎた感もありますが・・

Yumthan Valleyへ向かう途中の完全防備姿
ローカルはこんな(割と)軽装ですけど。。
ちなみに、このジャケットはPhenix、母のお下がりで28年くらいものです。よくもつな~
朝晩は冷えるので、暖房設備のない安宿宿泊予定の方(でなくとも)なら、寝袋持参がおススメ。宿でも布団や毛布はあるけど、寝袋って暖かいし、MY寝袋があると、何となく、落ち着くし・・

ガントク近郊の日中はこんな!5本指ソックスにビーサンは気にしないでください
ローカルはしきりに5本指ソックスいいな、と言っていたので、日本お土産には5本指ソックスがいいかもしれません。
ローカル・キラン君はこんな感じです。ロンT+ポロシャツ

2012年1月10日火曜日

シッキム酒!飲酒大国!

ラダックではこそこそ隠れるように営業していたイメージのワインショップ(酒屋)
入州の際にパスポートにスタンプ押される(しつこい)シッキムでは、割と堂々それも方々。
ローカルもすごくお酒を勧めてくるし、あまりアルコール摂取なイメージがない下インド
及びラダックとは飲酒文化が違う!別の国!!

大瓶しかない(!)ローカルビールHITは入国初日に経験済、
2日目はなぜか女の子にはBreezer飲ましとけ!的な勢いでBreezerひたすら勧められ(で、飲み)、
3日目、北シッキムトリップで宿泊先となったLachungでは
チベット文化圏ではよく名前を聞くチャンを体験できると聞いて訪れた食堂

食堂てか、民家の台所・・
粟を発酵させたものを特製の器にたっぷり盛って、お湯をかけて5分ほど待つ。
そして、ストローで抽出したスープを飲む。
スープは白濁色だし、味もまるでマッコリ。ちょっとワイルドな、マッコリ。



4日目、Yume SamdongとZero Point観光の後またLachungに戻ってくると
宿を切り盛りする同い年のチベット難民の男の子、ソナム・ドルジがお米で作ったローカルな自家製酒を作ってくれるといい、

材料:ヤクバター、ロサル(チベット暦新年)用に作った揚げ菓子たち

発酵させた米
ヤクバターを溶かしてお米を発酵させたもの、お湯を入れて煮詰め、祝菓子投入するソナム・ドルジ
かき混ぜる用の調理道具など
完成!
お粥的感覚で頂く私。香ばしい甘酒!
正しい飲み方

5日目、大晦日はガントクに戻ってHIT&Breezer嵐で踊り、
翌朝、名残惜しいけどシッキムを後に。。

2011年年末年始リシケシ旅行以来スピリチュアル入ってなぜかあまり飲まなかった私が、シッキム入国以来毎日飲酒。何だこの国、ナチュラルに飲んでしまうぞ。 日本も今寒いから、無性に暖かいシッキムのローカル酒が恋しいです・・ちなみに、試すの忘れたけど、シッキム産ワインも売ってました♪ おしゃれなペットボトル入りで販売されてるのを見た。超ポップ。次回はぜひ飲みたい・・

ガントク郊外の景色のいい展望台で昼間からひとりビールを飲んでいた
シャンティーな若者(奥)とドライバー・キラン(手前)

シッキム食!納豆もガリもある

インド4日目、ダージリンからシッキム入州!
Rangboのチェックポイントでパスポートとあらかじめダージリンで取得していたパーミットを提示。パスポートにシッキム入州のスタンプを押され、手続き完了。国か!

1975年まで国だったんだから、こんなもんですね。
ちなみに、国内でパスポートにスタンプ押されるの、タンザニアのザンジバルで経験してるので初めてではなかったですけど(ザンジバルも、元々タンザニア本土とは別の国。かつ、入島したら今でも本当に別の国みたいだったし)

で、シッキム国入国した日の夕食は、ローカルとガントク1の繁華街、西洋的にキレイに整備されたMGMargの居酒屋(まじで居酒屋笑)にて地ビール(大瓶しかない)とおつまみ、トゥクパなど。お通し的に出てきたおつまみ、何ともなしに食べたら・・

納豆!

ドライ納豆的な感じでしたが、この匂いと味は、間違いなく納豆!
まさかこんなヒマラヤの山奥でも納豆的なものを食べているとは・・
私、納豆大好きなんです。地味に感動です。

地ビールとおつまみの納豆

翌日、ガントク近郊のゴンパを観光して、夜はそのままドライバーと高台にあるヒップなバーへ。夜景が見えて超キレイ。水タバコも頂けるし、なんでこんなところでおしゃれナイトしてるんだろうwとは思いましたけど、楽しかったです。

水タバコ、ちょっと標高高い(1,700mくらい)のためか、いまいちだったけど・・

なぜかガントクでおしゃれバー


出てきたお肉と海老(!)盛り合わせについて来たのは、

ガリ!

お寿司についてくる、あのガリです!ジンジャーピクルス、味も見た目も何もかも、ガリにしか見えない!!私はガリが大好きなので、納豆に続いてまさかの嬉しサプライズ!!

ガリのみ追加リクエストしてしまいました・・

納豆もガリも、長く海外出てると無性に食べたくなるもの。だから望郷の念が募るのですが(あと母の作る餃子)、納豆もガリも母の味に似たモモもあるじゃんシッキム。郷愁も湧かんわ。なまじ顔も似てるし絶対ローカルに間違われるし、ここは故郷か?と錯覚するようなところでした笑

シッキム食!モモ~

シッキム旅では食も平地インドと違い、ネパール、チベット色が強くなる。

よく食べたのは、モモ(チベット蒸餃子)。食事としても、軽食としても。
インド3日目、ダージリンで朝食を摂った食堂では、入り口でおっさんらがモモを包んでいて
(モモは皮も手作りで分厚いけど、後は日本の餃子的な感じ)かなり期待値上がる。

最初ネパール語で私に話しかけてきた給仕のお兄さん。
お互い「え?」て瞬間を経て、外国人だとわかると英語のメニューを持ってきてくれたけど
「今、モモしか出せない」

メニュー意味ないじゃん。

「何モモがあるの?」
「ビーフかポーク」
「!」

まさかインドでこのチョイス!!
どっちも、リシケシ、デリー、ジャイプール、ラダックではお目にかかれなかったお肉だよ!
(そもそもリシケシはヨガの聖地で肉食禁止だしww)

ヒンズー教では牛は神様ののりもので神聖な動物
イスラムでは豚は穢れていて忌み嫌われる動物

インドの人口の大多数がヒンズー教徒かムスリムだから、
ビーフ&ポークはこの国では味わえないと思ってたのに・・
そしてベジタリアンも多いから、肉モモなくともべジモモはあるくらいに思ってたのに・・
すごいところへ来てしまったようだ・・

ポークモモを頂きました♪
ラダックのモモより日本の餃子に近い感じ!
にんにくと生姜をふんだんに使って、玉ねぎ、キャベツはしんなり甘く、肉汁ジューシー
やはりポーク餃子もといモモは美味しいわ・・

食堂では蒸したてのモモを出してくれます

日本人的にはお酢と醤油で頂きたいところですが、
ダージリン&シッキム(ラダックでも)は赤いチリ・ソースがかかってきます。
それはそれで美味しいんだけど、やっぱ、お酢と醤油がいいよな・・
とは毎回思ってしまう悲しいSAGA。
ダージリン・シッキムおよびラダックやネパール行く方、持参するといいかもしれません。
食堂ではフォークを出してくれるところもあるけど、何も出てこない場合もありますが、
手で食べるのです(もちろん!)。モモは手で食べやすい。皮が厚いので取りやすい。
私は結構手で食べるのが好きでした。

シッキムいいとこ一度はおいで~緑と水溢れる山国シッキム

4travelに一気にupしてしまいました!
よろしければww




2012年1月3日火曜日

2011年末年始シッキム旅:緑と水溢れる山国

年末年始休暇+αを利用して、
12月24日日本発、1月2日日本着にてダージリン・シッキムへ行ってまいりました。
同じインドのチベット文化圏でありながら、ラダックとはまた違う風情のシッキム。
風景も人も食べ物もより日本に近くて、毎日飲んで飲まされ笑、楽しかった~

シッキムは2011年9月には大地震があったところでもある。
地滑りの跡がたくさんあった。崩壊した建物もあった。
ただ、一番被害がひどかったのが、元々の人口が少ない地域でもあったので
そんな人的被害が大きくはならなかったのだろう。
情報が少なく、最初はパーミッションが降りるか否かわからない状態での見切り発車で出発した今回の旅、結局北シッキムまで行けたよ♪
やっぱ、行って見るもんだね。これからは降雪もありオフシーズンになるんだけど、
日本のGWあたりはお花も咲き乱れてステキなシーズンらしいから、
主要な産業が観光な北シッキムの復興のためにも、みなさまGWの旅行にぜひご一考を♪

入州の際にはパスポートにスタンプ押される(国か!)、インドにあってインドではないような水と緑溢れる山国、シッキム。順次旅行記UPします♪


北シッキムで出会ったかわいい姉妹♪

平地が全くないシッキム。なので棚田ばかり。小麦だけど。。

シッキムの首都・ガントクの街並み。丘を這うように建つビル