2011年10月5日水曜日

ラダックと高山病と私

ラダックでの高山病を心配する方が多いようなので、
過去2回訪問した折の、個人的な体験を少々。
ダイアモックスは飲まない派です。

ちなみに、私、富士登山時は頂上でふわふわとした浮遊感を感じてました(頭痛とかはなかったけど)。

・1回目訪問時(GW期間)
初日、ちょっと体が重い感じ。特に頭痛とかなかった。初日から、GH探して重いバックパック背負ってLeh市内をうろうろしたり、ネカフェ探してハードに動いてた。ちなみに前日はデリー空港近くのホテルに泊まって、5時間ほど睡眠できた(睡眠不足だと高山病になりやすい、と聞いたので)。また、出発の前日まで仕事だったけど、1週間前くらいから、できるだけ睡眠を確保するようにはしてた。あと、酸素を取り込まなければと思い、登山用品店で食べる酸素、飲む酸素(濃縮酸素液、ペットボトルの水などに数滴垂らして飲む)を買い、日本出発時から摂取。果たして、そこまでする必要あるのかは今だ疑問だけど、念のため・・
2日目以降も、ちょっと、頭痛とまでいかないけど、頭に違和感があるような、ないような、症状はあったが、5日目に5,600mのkhardung Laを越えた時も、外ではしゃいだりしてた。
水だけは沢山飲んでた(ペットボトルで1日3Lくらい。その他チャイはたくさん)
ただ、現地で会った日本人のおっさんは、到着後2,3日はひどい頭痛がしてあまり動けなかった、と。他5人ほど話を聞いたけど、みんなダイアモックス飲んでた。そこまでひどい高山病をした人はいなかった。

・2回目訪問時(9月)
仕事が忙しくて寝不足、準備不足で日本発の前夜は1時間しか眠れず、飛行機の中でもボリウッド映画に夢中になって寝れず、デリー到着後、翌朝早朝の便でLehへ向かったので空港で3時間ほど睡眠(ベンチ)という、ちょっと不安なコンディション(ええ、自業自得ですが)。前回同様、食べる酸素、飲む酸素摂取。到着後、特に何もなかったけど、同行者と王宮に上っていたら、王宮の入り口を目の前にして、急に体が重く感じられ、頭痛もするような?なので、王宮行は諦めて下山。ただ、同行者はぴんぴんしてて、王宮と更に上のゴンパまで参拝(ちなみに彼女もダイアモックス飲んでない)。3日目に5,300mのChang Laを越えるPangong Tsoへの旅では、ちょっと頭痛がしたけど、Lehに戻ってもちょっと頭痛が続いてたので、高山病との因果関係は不明。8日目にはヌブラで飲酒(コップ2杯ほどのビール)して、Khardung La(5600m)を越えて帰Lehしたけど、普段酔っても眠くなるほうじゃないのに、と言うか、ビールコップ2杯くらいでそんな酔わないのに、飲酒直後から激しい睡魔に襲われて1時間ほど熟睡。旅の疲れか、高山だからかは判別つかない。現地で会った旅人の中には、友達がLeh到着直後から頭痛くて寝込んでる人と言うもいた。到着後本当に具合が悪くなって、病院へ行ってダイアモックス処方してもらったと言う人もいた(ダイアモックス服用後は快方したと)。

結論:個人差があるので一概には言えないが、自分の場合、高山病はそれ程恐れるものではないことがわかった。念のため食べる酸素、飲む酸素摂取して、あとはひたすら水を飲む。飲む。飲む。そして高山病だけではなく、短期の旅全体に関わることだけど、出発前から睡眠をしっかりして、万全の態勢で楽しみまくりたいわ。

高山病は怖いけど、ラダックはまじ美しい・・

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