2011年5月29日日曜日

2011GWラダック旅:ラダックに恋してる

Diskit Gompa in Nubra Valley

2011年4月28日~5月8日まで、GWを利用してインド、ラダックへ行ってきた。

そのままラダックに恋して今に至ります。。
何たる魔力!

これから長々と恋文の如く旅の様子をupすると思うけど、
まずはなんで私が今回ラダックへ行ったか、簡単に背景を。


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ラダックはインド最北部、ジャンムー・カシミール州の東部地域で
北はパキスタン、東は中国(チベット)と国境を接するってゆーか、国境係争中、
軍事的に見れば完全なる要衝(ちなみにパキスタンの主張する国境線内)。

という地政学もあって、インドだけどチベットの影響色濃いエリアになります。

私がそもそもなぜラダックを知るに至ったのか、もはや覚えてない。
学生時代にどこかの旅の途中で誰かから聞いたんだと思う。

・・曖昧すぎるね

もしくはNational Geographicか何かの記事で見たんだと思う。

きっかけは忘れたけど、
何枚か見た写真に魅了された(確かこれはNational Geographic)。
見たこともない、想像したこともない程美しい、
けれども美しいが故にちょっと人に優しくなさそうな厳しい自然が広がっていて
チベット仏教の篤い信仰に抱かれた地、あまりに(いろいろ)天空に近すぎて、
それ以来ずっと気になってた。

でも学生時代はインド行くとまともな社会人ルートから外れると思ってたから避けてたし
就職してからも、インドなんて行ったら人生狂うから一生行くことはないかもしれない・・
と思ってたけど、ラダックだけは行ってみたかった。

そんなインド避けてたのに、2010年年末年始でなぜか友達とデリー、リシケシ、ジャイプールへ行ってしまい、
今までインドを避けてた障壁が突然崩れた。

!!インド解禁!!

と思ったら帰国後すぐにGWのデリー行チケットも取ってて、
GWだったらラダックも観光できる季節かな?と思って
でもやっぱ夏じゃないし、他行こうかな?とも思ってたところに

3月11日

青山のオフィスの14階でPCに向かっていたところで地震に遭遇。
14階だから?やけに揺れて、しかも揺れが長くて、リアルに「死ぬものか!」と思ったけど
(「死ぬかと思った」とは思わない)
なぜかその瞬間頭に浮かんだのは、行ったこともないラダックの風景。
「まだ行ってないところがある!」⇒死ねない!か。
地震後の混乱もひと段落したところで、「じゃ、とにかく死ぬ前に一度行かなければ」
と、ベストシーズンではないかもしれないけど、春のラダック行きを決めました。

何年も、片思い、とまでいかなくも、気になる存在だったラダック。
「死ぬ前にどうしても行きたいところ」リスト無意識1位だったことから
かなり期待値高かったんだけど、、、

ラダック滞在実質丸8日で、そんな期待すらあっさり超えられました。