2012年3月29日木曜日

週末台湾!ここは台湾

チベット圏インドを紹介するのが本ブログの(いちおう)趣旨なので、関連した話をば無理矢理台湾に掛けます:

2日目訪れた故宮博物館。
ご存じの通り、北京の紫禁城にあった財宝がごっそり台北の故宮博物館にあります(共産党と国民党が中国本土で覇権を争っていた時に、台湾に落ち延びたメインの人たちが持ってきた)。
なので今や紫禁城はハコだけです。
ちなみに2009年のクリスマスはロマンチックに紫禁城で過ごした私。余りに寒すぎたので、ダッシュで駆け抜けました。

故宮博物館敷地に入るメイン門のちょっと外側(でも敷地内とは思われる広場)に、いました。

法輪功

あ、ここ本土と違う。


と、再認識。
日本でもたまに見かける、本土で弾圧されてますアピールポスターがずらーーーっと。法輪功がこんな堂々と活動してる時点で本土じゃない。ここは台湾だ。


その日の夜、OL台湾旅行らしく足裏へ。
足裏刺激されつつ、TVをぼーっと見てたら、チベットでの焼身自殺ニュース。「西蔵流亡議員」がコメントしてたり、台湾での抗議デモの様子(おそらく。チベット旗が堂々と掲げられてました)などが流れていました。

あ、ここ本土と違う。

を、再々認識。

チベット旗堂々とTVで大写しするあたり、本土と違う、ここ台湾だ。


法輪功は故宮博物館でやるあたり、完全に内外の観光客、特に本土からのツアー客狙いなのでしょう(とも先輩と見解一致)。
あと、半年前にインドでチベット難民の台湾人に会っているので、一定数のチベット難民コミュニティーが台湾にあるんだろうな、とは想像してました。だから西蔵流亡議員とかいても納得。

インドのチベット圏に共通する、本土から逃れてきた人つながり、もっと言うとチベット難民。もちろん中華圏ですから台湾にもいます。

で、近年本土の影響が濃くなろうと、まだ台湾は台湾で本土とは違います。
法輪功が故宮博物館前で活動する(のを許容する)くらい、台湾は台湾です。


今回はお気楽なOL旅行ですが、これ位は感じられました。

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