2011年11月14日月曜日

ちょっと一息、中南米②

ブラジルは、息してるだけで楽しかった。

マナウスからのアマゾン・ツアー、ナイトクルーズ(ボートだけど)では、川面の蛍、頭上の満点の星空、360度プラネタリウム。

ワニを素手で掴むおっさん、先住民の村を訪れると、当時の私も持ってなかったiPodで音楽を聴く先住民たち、突然のスコール、ピラニア釣り、バスク出身のおっさん2人組旅行者(さすが、何人とも見分けが付かない独特な感じだった・・)、マナウスのアマゾナス劇場を訪れたチャールズ皇太子とカミラ夫人を生で目撃、、尽きることないアマゾンの思い出。

リオは打って変わって洗練された危険なリゾート。かわいい水着、ビーチドレス、服を買い求め、クラブで踊り、コパカバーナのビーチでカリオカ気取り。出発前に確認したのに、なぜか空港でなくなっていたパスポート。滞在を延長したお陰で出遭えた、ユースホステル前の銃撃戦(警察によって5人射殺、道路血まみれ)、興奮のサッカー観戦、ラテンアメリカ人旅行者とのラテンな夜。

銃撃戦の時は、「シティオブゴッドってリアルだったんだ」と思った。

生も死も溢れてるブラジルでした。

アマゾン、スコールの後

アマゾン、船のガソリンスタンド

アマゾンのすごいひと

子ワニ
ヨーコソ、リオへ

これがファベーラ、シティオブゴッド
コパカバーナ
アルゼンチン人(どう見ても肉食)
アルゼンチン人とかチリ人とかブラジル人とか

ちょっと一息、中南米

ラダック・インド空間から離れて2009年大学卒業旅行時の中南米旅行など。
なかなか、濃い旅でした。

ギリギリで卒論提出→メキシコ(高熱で寝込む)→グアテマラ(バスジャック&短期誘拐に遭いデジカメを盗られる)→ホンジュラス→パナマ→ブラジル(帰国しようと空港へ行ったら、パスポートがなかったので足止め、再発行、卒業式に間に合わず)→メキシコ→帰国→3日後に入社式

デジカメ取られて以降は、インスタントカメラ なので画像に味があります。

ホンジュラス・元海賊と元逃亡奴隷の島・ウティラでダイビングのライセンス取得

パナマ運河。意外と、狭い。。そして船毎にいちいち水位調整して通行させるの、面倒くさそう。

グアテマラで一緒にバスジャックにあったパナマ人と@パナマシティ。
観光客はいっちゃダメって地区にも案内してくれた。
ブラジル・マナウス近郊、アマゾンが支流と交わるところ。
インダス川&ザンスカール川inNimmuの比じゃないスケール。

ラダックのヨン様、微笑みのリンポチェ

ヨン様と対比させるのも畏れ多いくらいの高位な方なのですが、
ラダック中でプロマイド写真(とか、言わないと思うど・・)や上着に着ける肖像バッジで溢れている
ドゥクチェン・リンポチェ。ダライ・ラマ14世の写真よりも多いんじゃないかってくらい、こちらでは人気のリンポチェ。チベット仏教のことはよくわからいけど、へミス寺の座主、ドゥクパ=カギュ派の一番偉い人。活仏(転生者)らしいです。

どこにでも写真がある感じ、微笑んでる感じ、メガネ、が
往年の「微笑みの貴公子」人気に似てるわ、と思いました。
知的な雰囲気ですよね。リンポチェっていうより、学者っぽいと思いました(写真では)。

微笑みのリンポチェ

お賽銭にも(標高3,500mにおいて、やはり貝は貴重品扱いなのでしょうか)

2011年11月13日日曜日

ラダック春と夏

今年LadakhにはGWと9月の2回訪問しています。
春と夏での変化やいかに。
Likir Gompaを例に(GW:iPhoneのカメラ、9月:EOS Kiss X4という違いはありますが)、
間違いさがし的な↓↓


2011年GW@Likir Bompa

2011年9月@Likir Gopma

9月ラダック旅:⑤インダス川でラフティング

9/13 4日目レー~Phey~Nimmu~レー

【世界の大河を制覇したい欲】

8:00 前日、パンゴン・ツォトリップから帰るなり寄ったAtisha Travel。
あまりにも疲れてたため、「明日のraftingはmost likely not joining」
とまで言ってたけど、寝て、起きたら、割といける♪

2010年年末年始旅行で、全然予定してなかったけどノリと勢いでガンジス川ラフティングした私。海外のラフティング(特にインド)の良いところは、安い。とにかく安い。20㎞でRs600だった。
で、ラダックにはインダス川が流れております。インダス川でラフティング・・モヘンジョ・ダロ的な響きに惹かれておりましたが、今回ついに実現の運びに!過去ナイルでファヌーカ(帆船)クルーズ、アマゾンジャングルツアー等を経験したものですから、このまま世界中の大河を制覇したい欲は、当然あります。インダス文明なんて文字の解読されてないし、他の4大文明に比べてあまりにもミステリアスすぎる文明を育んだ川なんて何か謎だし情報もないし縁なさそうと思ってましたが、まさか、ラフティングで体験することになるとは!ちなみに、ナイルもアマゾンもガンジスも、それぞれ個性はあれど「大河然」としたオーラを放ってました。大河ゎ、フツーの川とは違うんです!!!

@アマゾン、マナウス近郊。アマゾンのすごいひととナマケモノ

雨季のアマゾン支流の支流でもこんな増水してマングローブ的に・・


時間がないので、日本から持参の非常食(カロリメイト、soyjoy系を朝食に、9:00Fort RoadのAtisha Travelへ。が、「君たち昨日疲れてたみたいだからキャンセルしちゃった。でも、ちょっと待って」と。
結果、30分後に出発。手配早!
途中長長とインド人団体客を待って、ラフティング出発点Pheyまでドライブ。

ガンジスでの経験上、ビーサン、自前レインコート上下だったら絶対濡れない
と思っていて装備もしたけど、ガンジスとインダスじゃ文化も違うみたい・・ちゃんと、心許ないけど一応防水ポンチョ、ビーチブーツ着用wwポンチョ的なものにポケットないし、てかラダックだし、盗みなんてする人いないという信念の元、カメラはじめいろいろな貴重品は全て車に預ける私。

ラフティングのやり方レクチャーに始まり、最初に試し漕ぎするのはガンジスと同じ。ただ、透き通ってかつ深いエメラルドブルーの水を湛えたガンジスとは違い、インダスの水は白濁色。上流なので、川幅もそんな広くはないです。
そしていよいよ本番!漕ぐこぐ~途中、一緒のグループのインド人集団のボートと水を掛け合うなどして盛り上がってました。我らのボートはオーストリア人4人、ポーランド人2人、日本人、韓国人1人ずつって中東欧、東アジア連合ですので、多分に勤勉気質があり、インストラクターの支持に倣い統制のとれたかじさばき。対してインド人らは、1,2とか掛け声掛かってるし、元からの友達っぽいのに、てんで統制取れてないしというフリーダム。
途中休憩ポイントにて「飛び込みたい人は飛び込んでいいよ」的指示。
もちろん真っ先に飛び降りるのは墺人。ついでポ人。防水レインコート着てたけど、飛び込まないでどうする!と思い、レインコート脱ぐのに時間がかかって一歩遅れた私、同行者も飛び込んでた。
世界4大文明の1を育てた大河の水―という感慨に浸る間もなく、冷たい・・なんだこの冷たさ・・雪解け水だからか・・

もはや「文明の母」的な感情など一切沸かずに「冷たい・・死ぬ・・」と思ってた私インストラクターに引き上げてもらうと、先に引き上げられてた同行者が「どうしよう」と困ってた。
「貴重品袋持ったまま飛び込んじゃった。カメラも。大丈夫かな・・」
「え、ダメじゃないか・・」と思ったけど、せっかくのラフティングなので楽しまな損と思い、ネガティブなことには目をつぶって特に何も言わず、続行!でも時折かかる川の水は激冷たいし、濡れた体はこんな攻撃的な太陽光と極度の乾燥も及ばないくらい寒い・・

ラフティング中の風景は、
深い谷(岩肌むき出し)と、インダス川と、空。それしかない。
私たちは頼りなさ気にインダスに浮かぶゴムボート。
うん、大きい。自然。小さい。我ら。

途中上陸休憩。あまりに寒くて、いつもなら細心の注意を払って極力避けてる高地の強い太陽光に今回ばかりはすがるように身体を晒します。太陽光が弱弱しい・・とまで感じられるほど、冷えた体。特に同行者はすごく弱っていて、震えが止まらないという風情。インダスの力を思い知りました。ここから標高にして3,500mを下ってペルシャ湾に流れ着くインダスです。ながいながい旅。ぶっちゃけ他の大河たちと比べて川幅狭いし(50mくらい?)白濁色だし、ちょっと大河味に欠けるような気もしたのですが、だって、3,500mだもんね、ここ・・レーよりはちょっと下がるのだろうけど、3,000m越えでこんだけ水量があるんだから、やっぱフツーの川ではないよね・・


さ、後30分ほど漕いで、Nimmu手前、インダス川がザンスカール川と合流する地点にてやっとGOAL!
長かった・・寒かった・・結局3時間くらい漕いでた気がする。

@Nimmu:インダス川(手前)とザンスカール川が合流する。緑のアマゾンとの対比・・

濡れた服を着替えて、NimmuでLunch。Nimmuは、レーからカルギル方面へ向かって車で小1時間くらいの村。前回、初めてNimmuを訪れた時は、ポプラの新緑に桜みたいな杏の花が咲き乱れてる農村風景で、なんてheavenlyなところなんだと思ったのですが、barleyの収穫を迎えている今も、またheavenly・・もちろん、人力で刈ってる。人力で収穫物背負って運んでる。どこぞのShangri La!


興奮しまくる私に同行者「でも重労働だよね、アレ」と冷静なご指摘。ええ、地上の天国でも働かなくてはですよね・・

収穫間近のBarley畑@Nimmu

Shangri La a.k.a. heavenly lunchを頂いて、帰路レーへ。
ダイナミックな岩肌美を堪能して帰レー。
夕方はPolo mutchがあるとのことで楽しみにしていきましたが、この日はない様子・・ゆるい。けど別に怒ったりイライラはしない。インドだし、レーだし。
その日の夜は同行者と最後の晩餐。
も、ごめん、TV付の店だったから、TVに夢中の私・・安宿だから部屋にTVないんだよね、ごめん。。
チベット系料理の、モモとトゥクパとコサイを頼む。モモとコサイが、小龍包とニラ餃子的で、被った気はしたけど、同行者はラダッキ?チベタン?なお食事を食べてなかったので、これでいかがでしょうか!

同行者は翌朝5時にパンゴン・ツォのドライバーSonamさんとFort Roadの橋で待ち合わせ。空港まで送ってもらうことに。

最後の夜、荷造りに忙しい同行者に「出る時起こしてね(ま、起きないだろうけど)」と、一応言ったけど、
「いや、起こさずにそのまま行くよ」と、さすがレバノン、シリアを回った仲、寝起きはすこぶる機嫌が悪い私を心得てる同行者。
やはり誰かと一緒の旅だと、こんな全然気を遣わない関係がいいわ。

で、いつものように就寝、翌朝7:00に起きたら、当然ながら同行者はもう出発しておりました。


2011年11月10日木曜日

Night in Leh is dangerous..レーの犬

Me: I'm really surprised that Leh is quite safe even at night time!
A Ladakhi: No, Leh is dangerous at night.
Me: Is it? what do you mean by dangerous?
A Ladakhi: DOGS!

The most dangerous thing in Leh is: DOGS.
The only measure I can take against the danger is: to walk slowly, according to locals.
What a safe place..

私:レーってまじ夜でも安全
ラダッキ:いや、夜は危ないんだよ
私:まじで?どんなとこが?
ラダッキ:い・ぬ!

思わず爆笑してしまいましたww
犬が一番怖い町ってwww
でも、怖いんですよね・・
GW旅行の時に、Main BazaarのHimalayan Cafeだか、ビルの3階にあるカフェのテラスでお食事。余りに盛り上がりすぎて、9時過ぎに。レーは夜が早いし、微妙にオフシーズンだったので、気が付けばレー銀座のはずのMain Bazaarも人通りがまばら、で、犬の世界に・・
だって、昼間は寝てばっかで極めて人畜無害な犬たちが





夜になると急変するんですよ。元気になるんですよ。彼ら完全昼夜逆転ですよ。さながらバイオハザードのゾンビ犬の世界です。車とか牛(もちろん!)とか通ると、吠えて追っかけますから。しかも、ぞろぞろ出てくるし。あらゆるところから。。犬VS牛なんて光景も見られます。多分、犬はヒマなんだと思います・・そんな、通りを犬に支配された世界なんて歩きたくない・・でも宿へ帰るには歩くしかない、って絶体絶命でガクブルな私にラダッキ「ゆっくり歩けば大丈夫」。何と!夜のレーで一番怖いもの:犬への対策「ゆっくり歩く」。

平和すぎる・・

でも怖いし、パニくって走り出してしまうんやないかと見かねたラダッキのお兄さんが、何と、宿までエスコートしてくれました♪ まじ優しいラダッキ・・ 本当に、ゆっくり歩けば人は襲わないですね・・ あーでも怖い。

犬たちは高地仕様か、デリーなどで見られたような短毛痩せ形の犬じゃなくて、長毛です。そして、昼夜逆転してるのは、夜は寒いから活動して、昼間はぽかぽか寝てるんじゃないかと思います・・高地に合わせた生活ですね!

9月ラダック旅:④天空の湖 パンゴン・ツォ

9/12 4日目レー~パンゴン・ツォ~レー

【印中国境なんて人間界の営みなんか超越する美しきパンゴン・ツォ】

Atisha Travelでパンゴン・ツォ日帰りツアーに申し込みました♪
「The Fall 落下の王国」「3Idiots」に出てくる天空の湖。
前日にILP取得してもらい、いざ、出発!!

6:00 過ぎ 起床
7:00 ドライバー登場。車はTOYOTAのINNOVA。他の客をpick upへ
60歳くらいのインド人夫婦でした。ダージリン出身とのこと。ドライバー・Sonamさんとはヒンディー語で会話。いいなー言葉が通じて。Sonamさんは英語わかるけど、本人曰く「俺の英語はzig-zagだから」と。かわいい&かっこよすぎるww


ドライバーのソナムさん

Sonamさんが音楽をかける。最初の曲は、なんと、オムマニペメフム。チベット仏教の真言(マントラ)です。唱えると、いいことある気がします(はい、詳しくはわかりませんw)。意味は:おお、蓮の花の中の輝くものよ、的な。オムマニペメフムの歌は、ひたすらメロディーに合わせてオムマニペメフム唱えてます。。同行者も「聴いてると、何となく、落ち着く・・」と、どんどんチベット仏教世界に足を踏み入れてる様子です。

マナリ・レーロードを通る道中、シェイやティクセーやスタクナ、へミス各ゴンパの説明をしながら、ついにChang Laへの分岐点へ。ああ、ここからは未知の世界だ。

山の方に走っていくんですけど、Chang Laから続く谷は意外と深く収穫の終わったbarley畑がずっと上流の方まで広がる、のどかな農村風景。スクールバス待ちの小学生がところどころにいたり。朝ですね

Chang La5,360m。ここではIndian Armyがfree chaiを提供してくれる。さすが5,000mを越えると寒いわ。建物の中で兵士に大鍋から金属製の器にチャイを注いでもらう。
て、熱いし!!
思わず手放す、兵士がちゃんとholdしてくれてた。。改めて持ち直して、程よく甘くて熱いチャイにしばしぽかぽか。Chang Laの看板で記念撮影、トイレも済ませて山を下る。

Chang Laにあったヒンズー祠

途中、村らしきものがあって、check postにて外国人登録。そこから先は家もまばら、heavenlyな風景が広がりロバ、牛、羊、馬が草を食む、ワイルドな世界。

Chang Laを越えたらワイルドな世界。ええ、何か自分もワイルドな気分・・

ミニパンゴン・ツォ的な水溜りもあったり。
エメラルドグリーンの水。

と、しばらく走ってると遠くにパンゴン・ツォらしきものが!
紺碧。空より青い。むき出しの岩肌を背景に、さらに青い。
湖の入り口付近には、GHだか軍の施設だかわからないけど近未来建設のコテージ群が・・パンゴン・ツォの非現実感との相乗効果。ここは21世紀の地球だったっけ?

パンゴン・ツォ、遠くから見ると深い群青

てか、パンゴン・ツォは想像以上に大きな湖。
4,400mなのに、乾燥地帯なのになんでこんな大きな湖ができたんだろう。雪解け水?
遥か東に見える山並みは、中国のもの。心なしか禍々しい空気が、ただごとでないオーラが、漂っているような気がするのですが・・

湖を越えれば、別世界なんだな。
Sonamさんの車のフロントガラスには、当然のようにダライ・ダマのプロマイド写真が貼ってある。湖を越えるだけで、そんな行為が犯罪になるなんて。

何て世界。

向こうには信仰の自由がない。
国境を越えるだけで、こんなにも違う世界。
何なんだろ。国境て。

何かいやーなオーラを発している中国の山からは、閉塞感みたいな空気が伝わってくるよう。国境の人為性、恣意性、そしてこんな美しいパンゴン・ツォが「国境」なんてものの舞台になっていることの不思議を思いながら、対岸の信仰の自由を湖水に託して対岸まで運んでもらいながら、山小屋的レストランでインスタントスープにチャパティにチャイを飲みながら記念撮影に興じました。
誰でもすごい写真が撮れるわ、ここ。。

何だこの風景・・
14:00 パンゴン・ツォ出発。
まだ湖が見えるあたりで、右後輪がパンク⇒修理。
と、道路脇の柵にブリーフが引っ掛かっていた。なぜ・・誰の・・heavenlyな光景を眺めて幸せを噛み締めつつ帰路は軽快♪と思ったら、絶景岩山sのポイントにて大渋滞。何事かと思ったら、道路敷設中・・何か、気が抜けるww

この先で道路敷設中です

SonamさんはTOYOTA Innovaの影に隠れて攻撃的すぎる高地の日光から自衛してます。ラダックは日光が強いけど、標高高いし、暑いんだか、寒いんだか・・都合小1時間くらい道路敷設待ち。帰りのChang Laはスルーで、谷深い、のどかな農村風景に戻る。既に日は落ちた模様。夕暮れ時のドライブって、ラダックで始めてかも、と思いながら、ちょっと睡眠。

気がつけば、ポプラ並木の街道。ティクセーの辺りだわ。
ポプラ並木が道の両側に並ぶ様、NHKに刷り込まれている、シルクロードの風景まんまじゃんか、
と今更気付く。夕暮れ時、家路を急ぐ人たち。刻々と変化する空の色。
え、何か、おかしくない?
そう、夕焼けが、仏陀の放射光状なんだけど・・
地平線と平行に色の層があるんじゃなくて、どこかを中心にした放射状です。

さすが、チベット仏教の信仰深いラダック。
夕焼けさえも、仏教的。
こんな夕焼け、生まれて初めて見ました(どんな自然現象!)。

と、インダス川方面にばかり集中してたのですが、反対側を見ると、
深い青空に、月が浮かんでる。岩山の上に。
なんて幻想的なの・・
何でも画になるのね、ラダックだと。

19:00 レー到着。おつかれさま!
後々わかることだけど、Sonamさん、思わぬ道路建設に疲れたかな?
実直で優しくて高倉健みたいなSonamさんでした。