ダージリン市内、Observatory の近く |
チベット仏教が色濃いエリアに入った、と思う瞬間。
タルチョ(or ルンタ)が掲げられてる風景!!!
タルチョは、チベット仏教の祈祷旗。青・白・赤・緑・黄の旗にWind Hourseの絵と経文が印刷されてて、高いところとか屋根とか、神聖ぽいところとか、見晴台とか、とにかく掲げとけばいい的な感じで、チベット仏教圏ではどこにでもある(んだと思う・・参考:タルチョ―Wikipedia)。5色の色はそれぞれ意味があって、高いところに掲げるのは、風に乗って仏法が遍く世界に広まりますように、との意もある。
ラダック・レーのナムギャル・ツァモより。大変な勢いで仏法が広まっているな・・ |
青:sky
白:wind
赤:fire
緑:water
黄:earth
確か、ね。。
ラダック・レーのシャンティー・ストゥーパ(妙法寺)より市街を眺めるなど。 高いところなのでタルチョいっぱい。「視界に入ってくる」レベルじゃない。。 |
2011年末年始ダージリン&シッキム旅は、いかにも「インド」な下界の西ベンガル州、バグドグラから登ってったから(車で)、平地から山の中へ入り少々登っていくと唐突に、ありました。
タルチョ!!
チベット世界の入り口だ!でもなぜか冒頭写真のようなのぼり型ばかり。見慣れた万国旗型のタルチョじゃないけど、青・白・赤・緑・黄な配色と印刷されたチベット文字の祈りの言葉はまさしくタルチョ。
Yumthang valleyにて。サイドの房的な飾りおしゃれだな~ |
その後、ダージリン、シッキムと、万国旗的なタルチョもまあ掲げてはあるんですけど、のぼり的なタルチョも至る所に林立(まさに!)。色毎に、すんごい急な山の斜面に一列に並んでたりする光景は圧巻・・執念とか熱意とか超えたものを感じました・・(しかも結構至る所で。特にガントクから北シッキムへ向かう道沿いに多かった気が・・)
Yume Sanong、Zero Pointからの帰り。4000m弱。のぼり型と万国旗型タルチョの競演。 |
万国旗型のタルチョ主流のラダックと、のぼり型も多く見られるシッキム。
ラダックとシッキムは地理的にもかなあり離れてて、歴史的背景も全然違うけど、
タルチョを掲げたがるのは同じ。
多分に、2つの地域のタルチョの違いは、のぼりを立てる木の入手しやすさも関係してそう。
ラダックはCold Desertですから、木は貴重。
対してシッキムは木で溢れてる、緑豊かな地なのでのぼり型も発展したんじゃないかと。
タルチョのある光景、なんか落ち着きますよ・・
て、買っちゃいましたけど。
ミニ・タルチョ(万国旗型、長さ短め)、レーでRs25でした。
マンションのベランダなどでもこのようにお手軽に設置できます |
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